自転車を金属買取業者に持ち込む2025-12
昔は使わなくなった自転車・部品はネットで売りさばいたいたものですが、もはや面倒に感じるようになってきたんよ。
なので金属買い取り業者に
発送と比べてラクだから。 ではなく、というか車を持たない自分には発送より大変だと思うけど、一度やってみたかったから。 という訳で調べた近所のクズ鉄屋に話を聞きに行ったら、最初に行った吉良興業って所は自転車は扱っておらず。 次に行った青木商店は「アルミフレームなら 200 円くらいかなー」との事。 相場の事はよう分かりまへんが引き取ってはくれそうだったのココにしよう。
持っていくブツは
となります。 本当に誰か買ってくれていればと思わずにはいられない。
さあ分別だ
アルミフレームから鉄ベアリングが外れなかったのでヘッドパーツ自体を外したり、BB 下のプラスチックなケーブルガイドを外したり、アルミフレームから鉄の V ブレーキ台座ボルトを外したり、ホイールをバラしてリムを取り出したり。
運搬方法は
肩掛けに加えて腰でもパチンと止める二点止めのバッグにフレーム2つを無理やり突っ込み、揺れないようにマジックバンドで其処此処を固定。 フレームセット2個とリム2個の 6kg で肩掛けが食い込む。 あとヘルメットの後ろがフレームにガンガン当たるからちょっと下を向かにゃならず。 バッグからはみ出している茶封筒は自転車の譲渡証明書。 必要かと思って。 さあ出発だ!
到着!
慎重にユルユルと走り 30 分かからないくらいで到着。 重みのせいか何やら踏み込み時に自転車がギシギシ鳴るようになったぞ…。
突撃!
事務所っぽい場所のドアを開けて「コレ売りたいんですけど」と声をかけたら「それはアッチね」と言われてソッチに行ったら何の説明も無くサクサクと話が進む。 対応してくれた作業員の人は早口でどんどんまくし立てる嫌な感じだったけど、業者同士なら程よいスピード感だったんかな。 計量後の精算での事務員のおばちゃん達は普通の対応だった。 計ってないけど掛かった時間は総じて 10〜15 分? 以下は軽量時の写真↓
大雑把なやり取り
前項の写真の張り紙に書かれている「盗難品をお持ち込みの際は警察に通報します」とは何なのか、譲渡証明書の提示は求められず。 鉄とアルミが分けられているかは聞かれたけど、アルミのリアフェンダーに恐らくステンレスと思われる金具が付いていると伝えたら「あーこの程度は大丈夫」と言い、フォークコラム内のスターナットについても成分が分からんと伝えたら、というか伝えてる最中に何故かフォークエンドを磁石にバチッとくっつけて「大丈夫だいじょうぶ」と言うのみ。 こういうモンなんかな。 多少の異物は混ぜれば気にならない? アルミの 6,000 番台とか 7,000 番台とかも当然気にせんようです。
支払われた金額は
アルミは kg 単価 ¥180 が 4.1kg で ¥738。 鉄は kg 単価 ¥31 が 2kg で ¥62。 鉄の重量は kg 以下の端数切り捨てと言っていた。 合計金額は何と ¥800 とピッタリ賞! 偶然? 相場も含めて本当に全く分からんです。 事前処理・持ち込み・帰りで2時間近く使ったので時給換算はアレです。
ネットで売って発送するより楽かも
流石にフレームを背負って持っていくのは大変なものの、それでも複数を一括で処理できるので事前の予測と違って楽だと思った。
込ガラアルミって?
ここによると「アルミの鍋スクラップやアルミ製品に異物(プラスチックや金属など)が付着している金属スクラップです」との事。 異物は全て取り除いたけど、塗装とかあるとそうなるのかな。 純アルミじゃないから? もしくは自転車フレームは総じてそうなっているのか。 いや込ガラアルミにする為に買い取ったって事?
鉄千A とは?
調べても分からなかった。 そういう事もある。
再生資源購入の為、仕入税額控除の特例に該当
と明細に書かれていた。 他の物だったら税金が掛かっていたんやろね。 というか「仕入れ」だから売って利益を出した自分が払うのではなく買い取った買取業者が払う税って事? 流石にコレは調べるのが大変そうで調べなかったので想像だけど、多分量が量ならこっちも消費税を払う事になりそうだし、そこから更に向こうも仕入税を払うなんて、もしそうなら何とも切ない税ですのう。
最低持ち込み重量は
事務のおばちゃん曰く「1kg くらいから」との事。 話の感じじゃ明確な線引は無さそうだったので、もう少し余裕を持って持ち込んだ方が良いかもしれない。 特に鉄は kg 以下の端数が切り捨てられてしまうし単価も安いので量が物を言うでしょう。 自転車で運べる量を考えたら鉄はアルミのついでに持っていくくらいが良いかも。
燃えないゴミで捨てるには
我が新座市はゴミの大きさを「一斗缶(24センチメートル×24センチメートル×35センチメートル)」以内にする必要があるので、フレームやフォークは頑張って切り刻んで小さくする必要がある。 が、アルミならまだしも鉄は余りに硬く多大な労力といくつかの金ノコ替刃が必要になると思う。 グラインダー切断もアレはアレで住宅街でやるには勇気が必要な音量と火花がネック。 ある程度の大物でもそのままゴミ出し出来る自治体もあるようで羨ましい限りだ。
粗大ごみで捨てるのは
フレームやフォークの欄は無かったけど、新座市では自転車は ¥620。 金額的に問題が無いとしても、今はどうか知らんけど昔に自転車を粗大ごみに出した時は申込みから引き取りまで1ヶ月単位で時間が掛かったんよね。 どうにも機動性に欠ける。
でした
発送で売らない生活を続けたせいでもう溜まる一方だった自転車部品の大物が捌けて部屋が一気に広くなったー! この勢いでもっと他の物も処分していこうかな。 まだ使える物を捨てるという苦痛に歯を食いしばりながら。 です!