走る道から自転車を選ぶ
基本的には軽ければ軽いほど良いんだけど、それだけでは測れない奥深さが自転車にはある!
真っ直ぐで平坦な道
○ロードバイク・クロスバイク
ロードバイクのような大きく細いタイヤの自転車が有利。 太いゴツゴツしたタイヤは平坦な道では不利。 小さなタイヤは軽く漕げて楽なんだけど、安定性が低くフラフラするのでひたすら真っ直ぐ進む能力は大きなタイヤに劣る。 なので、荒川サイクリングロードのように信号もなくひたすら漕ぎ続けられる道では大きなタイヤが有利。 そんな道はそうそう無いけど。
信号だらけで交通量の多い道
○ミニベロ・折りたたみ
ミニベロなどの小さなタイヤの自転車が有利。 信号や人ごみなどで頻繁に止まったり発進したり(ストップ&ゴー)する場合は小さいタイヤの漕ぎ出しの軽さが効いてくる。 せっかくスピードを出してもすぐ止まるのであれば、漕ぎ出しの重い大きなタイヤは不利。 都心の道は得てしてこんな道。 人ごみを走るには小さなタイヤのほうがコンパクトで走りやすい。
坂だらけの道
○電動アシスト・ミニベロ・折りたたみ
電動アシストが最強なんだけど、それを除外するとミニベロなどの軽い自転車が有利。 上り坂は常に発進をしているような状態なので、軽い小さなタイヤの自転車の方が楽に漕げる。 そもそも坂は出来る限り避けたほうが良いんだけど。 ちなみに川の両サイドは窪地になっていることが多いので、川に交差するように走ると坂にぶつかりやすく、川と平行に川沿いを走ると坂を回避しやすい。 ちょっと距離が増えても坂を回避する方が楽に走れる気がする。 東京都心は結構強力な坂が多い。
アスファルトで舗装されてない道
○マウンテンバイク
マウンテンバイクが良し。 サスペンションが悪路の衝撃を吸収してくれるのと、タイヤが幅広ゴツゴツでスリップしにくいから。 極限まで軽量化してスピードを追求したロードバイクなどは悪路からの衝撃で自転車が傷みやすいので、そういう自転車はそもそも悪路を走らないほうが良いらしい。 走るけどね。
雨で濡れた道
○マウンテンバイク
路面が濡れているとスリップしやすくなるため、スリップを防ぎやすい幅広ゴツゴツタイヤのマウンテンバイクが有利。 ロードバイクみたいな細いタイヤで走る時はスピードを出すとマジヤバい。 マンホールみたいな金属の上を走とマジ簡単スリップ! 白線の上なんかもややスリップ。
夜道
○明るいライト
自転車というかライトを付けようって話ですな。 ダイナモ発電ライトの付いてるママチャリは良いとして、始めからライトが付いてない自転車は別途ライト買って取り付けないと違法なのでご注意を。
ライトには「地面を照らす」ことと「自分の存在を回りに知らせる」という2つの意味があります。 後者は自転車屋に売っているような 1,000 円くらいの LED ライトを点滅させれば良いんだけど、問題は前者の路面を照らすこと。 普通の自転車用ライトでは明るさが足りず殆ど地面を照らせないので、本気で地面を照らすならホームセンターなどに売っているハンディライトを使う必要がある。 それをライトホルダーなどでハンドルに固定する必要もある。 100 ルーメン程度は必要だと思う。