鴻巣の運転免許センターへ2022-03

 運転免許証の更新通知が来たぞー。 自分ペーパードライバーのゴールド免許なので近所の警察署で更新できるのだけれども、今回はソレが出来ない。 何故ならコロナ初期の京都遠征で免許を財布ごと無くしたので再発行が必要だから…。 なので鴻巣(こうのす)か大宮に行かねばならぬのだけど、丁度良い機会だしより遠い鴻巣まで走ってみようじゃないか! ココのトコロ体調不良で全然長距離を走ってなかったので久々の遠乗り。 という訳で今回の行動範囲↓

 片道 40km 少々。 ただ一直線には向かわず一旦荒川に出て川沿いを遡上(そじょう)する予定なので、もう少し距離は伸びるでしょう。

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出発

 午前中の受付時間は早起きがシンドイので午後を狙う。 でも鴻巣の午後の受付時間が 13:00~13:30 とピンポイントなので遅刻が怖い。 40km は最盛期の自分なら、いや最盛期と言うものがあったかどうかは分からないけど、とにかく 2 時間を切るのは難しい。 しかも体が鈍った状態だし、多分 45km は走るし、よし 3 時間見よう。 という訳で 9:55 に家を出発。 したら免許更新のハガキを忘れた事に気付いてとんぼ返りか~ら~の~ 10:05 に再出発。 10 分と 2.7km チョイを失った。

志木街道を北上 (ルート)

 我が町清瀬から荒川に出るには志木街道を一直線に北上するのが手っ取り早い。 特別走りやすい道じゃないけどそこまで走りにくい道でも無いので迷わず選択。

荒川到着 (位置)

 志木駅を通過し羽根倉橋にて荒川お目見え。 10:40 くらいだったかな。 出発から 35 分。 まだまだ全然元気。 速度は 25km/h くらいに抑えて走ろうと思ってたのに気付いたら 28km/h とか 30km/h とか出たりしてたからか、この時点では 1 時間 20km 以上のペース。 後で悲劇を呼ばなきゃ良いのだけれど…。

荒川右岸の砂利道解消? (ルート)

 荒川右岸 (上流から下流に下る時の右側、つまり遡る今回は左側、上記の地図でも左側) を羽根倉橋から上流に向かって走ると途中砂利道に遭遇するのだけれど、道が整備されてる! 超快適。 堤の下を走る小さく見えるローディー達を見て「まるで蟻のようだ」と見下しながら悠々と疾走。 してたら今度こそ砂利道で止められたー!

 全ての砂利道が整備された訳じゃなかったのね…。 あのローディーズはソレを知っていたから下を走っていたのか…。 自分も降りよう…。

川越線を通過 (位置)

 砂利道区間は終えたと判断しまた堤防の上に戻って走ってたら川越線の踏切に到着。 調べたら川越線は 30.6km の単線で、時刻表は 1 時間に 2 本とかだから、30km を 30 分で往復してる? ンな訳無いよね。 と思ってまた調べたら駅ですれ違っているようです。 これを「列車交換」と言う! らしい。 いやいや交換してないでしょすれ違いでしょ。 最初この言葉を見た時は「乗客を入れ替えるの?」と思ってしまった。 ともあれ機会があったら一度乗ってみたい。

通行止め (ルート)

 引き続き荒川右岸を遡っていったら上江橋のすぐ先で工事による通行止め! 以前荒川から間違えて入間川に入ってしまった事もあったし、安全策を取って上江橋を渡って左岸に移動。 そして川沿いへ侵入↓

左岸は魔境 (位置)

 細くウネウネと曲がりくねった狭い畑のあぜ道が続いていて、自転車で走るにはかなり危険なブラインドコーナーも↓

 渋滞も信号も無いとはいえ真っすぐじゃないから距離も嵩むし、こりゃあ移動目的で通る道としてはイマイチかもしれないね。

膝痛発生

 荒川に入って少ししてから左ひざの裏側に軽い痛みを感じていたのだけれど、その痛みが増してきた。 最近全然ガッツリ走らないから常にノーレーパンだったけど、今日はガッツリ走るからとレーパンを履いたせいでパッドの厚みの分ペダルが遠くなってしまったか…。 と思って少しサドルを下げて騙し騙し走る。 幸い走行不能な激痛では無し。

鴻巣駅に到着 (位置)

 この辺りで左ひざ裏側の痛みは少し和らいでいた。 サドルを下げた効果かな。 そうそうサドルを上げ過ぎて足が伸び切ると裏が痛くなります。 いつぞやの秩父行きの時はソレを知らず苦しめられた。 でも今回は伸び切るって程じゃないんだよなあ。

免許センター

 時刻は 12:30 だから約 2.5 時間で距離は 47km 少々。 忘れ物で引き返した距離を除くと 45km か。 流石に 1 時間 20km ペースは崩れた。 免許センター前は更新手続き待ちであろう人々が集っていた。 ノーワクチンな自分はコロナ感染が怖いね。 しかしココに来るのは 18 歳の免許初取得の時以来だ。 一度ペーパー試験で落ちて、2 回目はお金払って川越から学習バス的なヤツで来たと記憶。 懐かしい…。

たらい回し

 受付開始の 13 時ちょっと前に大量の人々が並び始める。 こんな大勢が講習を受けられるスペースがあるのかー、と驚きつつ自分も並んで「アッチへ行ってくれ」「コッチへ行ってくれ」と動き回り、言われた場所に行ってみたら「アナタまだココに来る段階じゃないよ」と戻されたり、「書類間違えましたー」となったり、かなりワチャワチャ。

写真

 更新の前に再発行な訳だけど、再発行用の写真を現地で ¥800 払って撮ったら 1 回の撮影で 4 枚出てきた。 でも再発行には 1 枚しか使わないから 3 枚余るのに、更新後の免許証用にはまた別に撮る必要があるんですって。 更新と同時なんだからどっちか片方にしておくれよ。 というか再交付で古い免許証が発行される訳でも無いのに何故写真撮りますの? システム上の都合かな。

視力検査

 通った! いやソレが普通なのだけれど、実は事前調査では通らない可能性が高かったのです。 1 個目の大きな丸は楽々突破。 2 個目も問題無し。 3 個目の小さな丸は…うーん分からない…。 けどココで自信なさ気にしたらダメだ! と思い、色が薄くなってそうな方を即断即決。 そして賭けに勝った。 ペーパードライバーとして過ごせるよう祈りましょう…。

講習

 いつものヤツね。 ビデオを見て説明を聞くだけ。 優良ペーパーなので 30 分で終了。 自分は特別法令順守の意識が高い人間では無いのだけれど、こういうのを受けるともう少し順守しようって思ってしまうね。 いや別に悪い事じゃないか。

諸々が終了

 15:00 に免許センターを出る。 13:00 受付開始だったのでしめて 2 時間。 優良なので今までは近所の警察署で 1 時間と掛からず更新してたけど、鴻巣は戦場だった。 再交付を含まない更新だけだったら鴻巣でももっと早かったのかな。

帰路

 免許センターを出てまずは鴻巣駅前の駅ビルでビッグマックセットをペロリ。 昼飯抜いてたからね。 そういえば下手したら 2 年前の京都旅以来の外食かもしれない。 コロナ節約術だ。 そして膝痛は無くなった?

今度こそ右岸を走ろう (ルート)

 鴻巣駅を出て荒川に着いたらまず御成橋を渡って右岸へ。 そして何処に続くか分からない河川敷の怪しげなあぜ道を突っ走る↓

 コレで行き止まりだったら厳しいなあ。 なんて思っていたら左岸に戻ってしまった! もしかして川自体をまだ渡り切ってなかった? 埼玉奥地の荒川は川自体は細いのに河川敷が異様に広くて何処が川なのか分からんです。 勘弁しておくれよ…。

また右岸にアプローチ (ルート)

 仕方なく左岸を下り、最初に遭遇した橋である荒井橋を渡り再び右岸へ。 そしたら花に彩られた素敵な堤防の道が↓

 イイネ! 早速突入。 そして暫く走っていたら、右に見える筈の太陽が…左に見える…ぞ!? 何と荒川から右折していた! 曇りで太陽が見えにくくて気付くのが遅れてしまった…。 市野川っていう川に辿り着いてしまった。 なのでもう荒川は諦めて普通の道を走る事に。 左岸が魔境なら右岸は右岸で支流に逸れてしまうリスクがあるのよね。

国道254、川越街道を走る (ルート)

 ↑川越到着の図。 この頃には左膝痛が裏側だけでなく全面に広がって結構な痛みになり、右膝にも少し痛み発生。 サドル下げは効果無かったのかな。 輪行して帰れば良かった…。 まあでも頑張ろう。 家まであと 20km を切ったし。 それにしても車通りの多い幹線道路は堤防の上を走るより明らかに速度が出る。 行きの荒川に出るまでもそうだった。 いわゆる車の整流効果に背中を押されたって事? 膝痛でもチョクチョク 30km/h 出てたし。 風向きの影響もあったかもしれないけれど、あったとしても風はあまり吹いていなかったので、影響は小さいでしょう。

18:00 帰宅

 しめて 90km なり! 不思議と肉体の疲労はあまり感じず。 膝の痛みで疲れドコロじゃ無かったんかな。 まあでも筋肉がそんなに鈍っていない事は確認できた。 膝は壊れていたけど…。 次は膝サポーターを使おう。 そう言えばジーパンの下に履いていたレーパンの足首のチャックが皮膚に擦れたのか痛かった。 もう一着持ってる方も痛くなるし、次はチャック無しを買うぞ。 自分 10 分丈でもレーパンは剥き出しでは履かずアンダーウェアとして使うから「ピチピチファスナー」よりも「ゆったりノンファスナー」が好みです。

でした

 いやはや全くもって埼玉奥地の荒川は魔境やね。 右岸は支流に吸われるし、左岸の畑のあぜ道はグーグルマップに表示されない箇所も多くて初見殺し。 スマホの登場で迷わない走りが体に馴染んでしまったようだ。 「ナビで分かり切った道を走るなんてツマラン!」とか思っていた頃が懐かしい…。 まあでも今回は受付時間という時間制限があったし、帰りは膝痛爆発だったし、そうでなければナビ無し迷い旅も楽しめたかな。

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