Windows から Mac へ回帰2022.08.13
2021/05 に長年使った Mac から Windows へ移行し、キーボードやマウス探しに苦労したのも良い思い出。 でも 1 年少々を経て Mac に戻ってしまったぞ! 買ったのは中古の M1 Mac mini。 もうちょっと早く決断していれば値上げ前に買えたし、もう少し待てるなら M2 Mac mini を買えるという微妙な時期だけど、ヤフオクの何たらクーポンとかで結構安くなったので買ったです。
早速中古の落とし穴
京都旅での MacBookPro の質入れでその噂は聞いていたけれど、売る前に AppleID との関連付けを切っておかないとアクティベーションロックってのが掛かったままになって譲り受けた人は使えないのが最近の Mac。 今回買った Mac mini の出品者がソレをしていなかった…。 でも善良な出品者だったので連絡したらサクッと解除してくれた。 ふう。
流石の省電力
今まで使っていた Windows の LG GRAM はちょっとした処理をするだけで熱を持ってファンが回るから卓上扇風機で風を当てて冷やしていたけど、1ヶ月弱の使用ながら M1 Mac mini はファンが回る音を聞いた事がない! 流石に気温 37° の日にはかなり熱くなったし、ファンの音は元々小さいらしいから聞き逃しているだけかもしれないけれど、聞こえない程度のファンの回転で済むなら良い感じじゃあないか。 気温 30° なら動画を見たくらいじゃ熱くもならない。 圧倒的 Mac 勝利。
念願の Apple Magic Mouse は
Windows で使っていたマウス logicool M325 と比較すると、マジックマウスは縦横無尽のヌルヌルスクロールが圧倒的に快適! カーソル加速度は Windows より振り幅が大きいので [ドット単位の精細操作] から [一気に画面端まで飛ぶ長距離移動] が両立しやすい。 マウス底面の滑りは悪いのでセロテープを貼って応急処置。 クリックは M325 より重くてイマイチながら、誤作動はあるもののタップ操作で多少解決。 右クリック時や一本指スクロール時にマウスに置いている [人差し指] [中指] のうち片方を上げて指が一本しか接地してない状況を作らにゃならんのはマイナス。 総じて見ると快適至極なスクロールのお陰でマジックマウス辛勝。
BetterTouchTool(有料) は
Windows の右クリックジェスチャーアプリと比較して、フィンガージェスチャーは発動ミスがちょくちょくあるものの、10 以上のアクションが設定できるので快適。 右クリックジェスチャーも誤作動はあるしね。 アクション数が増えた事でボリュームアップ・ダウンもマウス操作で出来るようになったし、スリープもタップ一発。 価格もザッと調べた限りだと [2年間:$10] か [永続:$22] とお安い。
Finder が使いやすい
ファインダーってのはファイル操作のファイラーです。 ファイル・フォルダを開いたりコピーしたり削除したりする基本中の基本ソフト。 Windows では Explorer がソレに当たります。 両者を比較すると、Explorer はサイドバーにクイックアクセス (お気に入り項目) とフォルダツリーが一緒くたにズラッと縦に並んで表示されるので、縦に延々とスクロールしないと目的のフォルダーにアクセス出来ない状況が頻発する。 対して Finder のサイドバーには [よく使う項目] しか表示されないし、フォルダツリーは [カラム表示] にすれば横にも並んで表示されるので、一画面で何回層ものファイル・フォルダが一覧できて至極快適。 Windows にも Finder を模したソフトはあるものの処理速度は遅い。
細かい所でヌルヌル動く
Windows は例えば全てのウィンドウを並べて表示する [タスクビュー] の発動アニメーションがカクカクしてるけど、Mac で同じ機能の [ミッションコントロール] はヌルヌル動く。 [デスクトップを表示] も同じく Mac の方がヌルヌル。 使い勝手に大きな影響は無いけど使ってて気持良い。
盲点は
お絵かき用のペンタブレット ACE-PEN AP906 が使えなーい! 普段の操作には使えるけど筆圧を使うお絵かきソフトだけはいくらペンを押し込んでも反応してくれず、解決策も見つからず…。 今は LG GRAM があるからソッチに AP906 を繋げて対応してるけど、もし手放したら…。 というか手放しにくくなった。 そう言えば今まで何度もこの OS バージョン未対応でペンタブを買い替えてきた。 ペンタブ界隈の問題か、Mac の問題か。 次は定番のワコムにしようかな。
分かっていたけどシングルモニターになった
ここ 10 年以上を
アプリのライセンスが切れていた
課金して使っていた Better Touch Tool に加えて JEditX ってソフトもライセンスが切れている!? Better Touch Tool は原因が分からず。 期間限定ライセンスだったのかな。 JEditX は開発終了らしく JEditΩ に移行する必要有り。 Better Touch Tool は再購入必須ながら、JEditΩ は昔試用版で試したら何かの機能に満足できずに結局買わなかったんだよなあ。 ひとまず CotEditor を使おう。 嗚呼 Mac で 秀丸が使えれば! 以前 Mac で Windows アプリを動かせる Wine ってヤツで秀丸を使った事もあったけど、コレも確か満足行く結果にならなかった筈。 ままならぬ。
指紋認証も心残り
GRAM は指紋認証のお陰で 1~2 秒くらい指を置くだけでスリープから復帰できたけど、Mac mini でソレを実現しようとすると 2 万円くらいする Apple touch ID 搭載 Magic Keyboard を買わねばなりまへん。 流石に諦めて前から持っていた Touch ID 無しの普通の Magic Keyboard でパスワードを打ってログインしとります。
でした
ようやく Magic Mouse による縦横無尽で精密・高速両対応なスクロールに復帰できたー。 総評としては、Windows の方が優れている点もあるものの、BetterTouchTool を購入しさえすれば Mac の方が良しです。