雨の日に自転車に乗ると2019.07.13
今年の梅雨はとても梅雨らしい雨続きで何度も雨の中を走る羽目になりましてな。 そこで気付いた事をちょっと書いてみよう。 大半は当たり前の事やけど、まとめる事に意義がある! かもしれない。 いや無いかもしれない。
まずブレーキの効きが悪くなる。 キャリパーブレーキだろうが V ブレーキだろうがディスクブレーキだろうがすべからく必然的に効きが弱まる。 体感で晴天→小雨→豪雨で 100%→60%→20% って感じかな。 例外として手持ちのママチャリの後輪に使われているバンドローラーブレーキは効きが弱まりにくかった。 ブレーキ面がカバーで覆われてるからかな。 もう少し重さとホイール脱着の手間が減ったバンドローラーブレーキ系のブレーキがあればすぐ買い換えるぜマジでyo。
続いてスリップしやすくなる。 アスファルトの上を走ってればまず問題無いけど、白線とかマンホールとかタイルとか、つまり表面がツルツルした場所の上を通過する時に曲がろうと車体を傾けるとスリップ! ぬかるんだ泥はもっとヤバい。 なのでそういう場所は通らないようにしつつ、通らざるを得ない時は曲がらず直進。 曲がらざるを得ない時は受け身の準備を!
更には視界が悪くなる。 雨粒で目を開けてられないし、メガネやバイザーを使っても水滴で視界が遮られるから。 レンズクリーナーとか使えば平気になるかな。 とにかくイマイチ。
ブレーキシューが猛烈に減る。 冗談抜きで多分晴れの日の 30 倍は減ると思う。 連続して雨の日の長時間走行を繰り返したら 1 週間と持たずにシューが削れきってしまうんじゃなかろうか。 コスパ悪し。
シューが異物を噛みやすくなる。 正確に頻度を調べた訳じゃないけど、体感で雨の日は晴れの日の 10 倍異物を噛みやすくなると思う。 いつだったか雨でブレーキが弱まってるところに異物を噛んで、でも止まらなきゃ行けなくてフルブレーキをしたらフォーク中にリムの削りカスが飛散する悲惨な惨劇に遭遇。
スマホが壊れる。 豪雨の中ジーパンのポケットに入れたスマホをチョイチョイ取り出しては地図確認、なんて事を 30 分ほどやってたら、スマホの液晶が少し変な色に滲むようになってしもた…。 防水スマホ欲しい。
意外と錆びない。 1 日の雨天走行くらいならスプロケやチェーンに薄っすら錆びが浮いたとしても翌日走れば自然と無くなってるんよ。 放置しなければ平気だと思う。 でもフレームバッグに入れた六角レンチやらの工具はサクッと錆びたので、バッグの防水は重要かも。 ネジやボルトが雨天走行しなくても錆びるのは謎。 自分だけ? 屋根はあるけど側面から雨が入り込む事がある駐輪場に止めてるから? まあボルトはすぐ交換できるし走行性能に影響は出ないから気にしまへん。
という感じどす。 基本的には、というか全くもってデメリットしか無いので雨の日は走らんに越した事は無いですな。 でも雨に慣れるのも悪くはないので恐れ過ぎず全天候対応を目指しまひょかね