ペダリング2019.03.11

 以前豪脚と走った時に愕然とした総力差を埋める方法は無いものか! とその豪脚に聞いたら「足の裏の筋肉で漕げ、尻で漕げ!」との事。 何のコッチャと思いながらもここ半年くらい超前乗りエアロバーを封印して普通の自転車的なポジションで乗り続けてたどり着いた境地があるので、ソレらをココいらで整理してみましょうとも。 その理論とは、

足を下に踏み降ろす漕ぎ方は瞬間的にパワーは出るがすぐ疲れる
足を前に伸ばしてペダルを押し出すように、別の言い方をすると曲がった膝を下に落とす感じで漕ぐと、パワーは出ないが筋肉疲労が少ない
瞬間的な加速や短い坂を一気に登りたい時はゴリッと踏み降ろし、持続が必要な場面では伸ばすペダリングをすると良い、のかもしれない

 [踏みペダリング] と [伸ばしペダリング] を認識ね。 まあ知ってる人が沢山いるであろう声を大にして言う事では無いとは思います。 で、伸ばしペダリングが低パワーなのは恐らく以下の理由から。

前に蹴り出すので下方向に働く重力、つまり体重を掛けにくい
前に蹴るので後ろ方向への反力が発生してお尻がサドル上で後ろに押し戻されパワーロス

 これらの問題の解消方法は恐らく以下の通り。

前傾姿勢を取ると重心が前に出るからか後ろ反力を抑えサドル上でお尻が動きにくい
逆に背筋をピンと伸ばしてサドルにドッカリ座る直立姿勢でもサドルに荷重が集中するからかお尻は動きにくい
超前乗りでペダルをより下方向に踏み伸ばせるようにする事で、伸ばしペダリングでも体重が掛けやすくなり後ろ反力も減る
エアロバーを握りつつ肘置きに肘をドッシリ置いて上体をガッチリ固定すると物理的に後ろ反力を抑えられる
背もたれでも後ろ反力を物理的に抑えられる

 って [超前乗り] [エアロバー] [背もたれ] は今までやっていた自分の追求してきた事だ! 3/5 やってた! こういった対策を練っていたという事は、つまり前から伸ばしペダリングは今ほど意識してなかったにせよ実践してたんね。 してなかったらこんな後ろ反力対策なんて練らないし。

 という訳で、豪脚の言う「尻で漕げ」が今回言語化した伸ばしペダリングの事だとしたら、前からやってたのに豪脚には勝てんかったのだー。 絶望! そうじゃない事を祈りましょう…。

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