新 26HE ホイール 後編2023-09
新ホイールを組んで、軽く試走して、というトコロで脇腹を痛めてしまいグラビエに乗れなくなっていた。 けど 3 週間経って完治とは言えずとも自転車に乗るには問題が無くなったので、ようやくのようやくに転がり抵抗テストをするぞい!
転がり抵抗テストとは
- ペダルを一切漕がずに坂を下る
- サイコンの最高時速を見る
- ホイールを付け替えてまた
無漕 ぎ下り - サイコン最高時速を見る
- 両者の最高時速の違いから転がりの軽い方・重い方を判断する
という儀式です。 自分は物理学者じゃないからコレが正しい計り方かは分からないし、そういう自分でもホイールの空気抵抗もあるから完全に転がり抵抗だけを見るテストとは言えない事は分かるけど、ドチラが良く走るホイールかを調べるには問題無いでしょう。 という心持ちでやります。
サイコンは交換しない後輪に
前回と同じく今回も変えるのは前輪だけなので、サイコンを後輪に付ける事でタイヤ周長違いの誤差を完全に排除。 その為に勿体無いけどモニターとセンサーを固定する結束バンドを無駄に切ってしまうぜ。
比較する対象は
ごん太セミブロック (今までのホイール) |
総重量 | 992.4g |
---|---|---|
タイヤ | foxtrail 26x1.95 299.2g | |
チューブ | RideNow TPU 26,27.5x1.9〜2.5 55.1g | |
リム | PowerCircle 373g 内幅:26mm | |
スポーク | 2.0mm 24本 | |
やや細スリック (新しいホイール) |
総重量 | 979.2g |
タイヤ | クローザープラス 26x1.25 201.2g | |
チューブ | RideNow TPU 26,27.5x1.4〜1.75 43.3g | |
リム | ONGDEXIN RX19 515g 内幅:18mm | |
スポーク本数 | 2.0mm 16本 |
タイヤ・リム重量・スポーク本数など多くの箇所が違い過ぎて何がどう影響したか分かりにくいので、分かるのはホイール全体としての性能。 前回はごん太は TPU チューブだったのに対して比較対象の 650x32b はブチルだったけど、今回は両方とも TPU チューブ。 よーし測定開始だ!
と思ったらタイヤの空気が抜けていた
脇腹痛で 3 週間触っていなかった今回テスト車体のグラビエに久しぶりに乗ろうとしたら、前タイヤの空気圧が 1bar まで下がっていた! 空気を入れて一晩経っても無事だったのでパンクじゃ無さそやけど、この RideNow TPU チューブ 26or27.5x1.4~1.75 は空気が抜けやすい可能性が浮上。 後輪に使っている同じ RideNow の 26or27.5x1.9~2.5 の方は全然空気抜けないんだけどな。
気を取り直して念願の転がり抵抗テスト
空気圧はドチラも 4bar にて。 26x1.95 のごん太セミブロックは前回のテストでスリックタイヤの 650x32b より僅かに速いという驚きの結果が出たけど、さて今回のテストの結果は以下の通り↓
ごん太セミブロック | 29.2 km/h | 平均 29.1 km/h |
---|---|---|
28.7 km/h | ||
29.3 km/h | ||
28.4 km/h | ||
30.0 km/h | ||
28.8 km/h | ||
やや細スリック | 28.3 km/h | 平均 28.9 km/h |
29.8 km/h | ||
29.0 km/h | ||
28.6 km/h | ||
28.6 km/h | ||
29.2 km/h |
今回もセミブロックタイヤが勝利! したもののその差は約 0.7% とほぼ同等やね。 前回テストの 650b ホイールはチューブがブチルだったから遅かった? もしくはハブの回転がコリコリしてたから? とにもかくにも「ブロックタイヤは舗装路では遅い」という定説崩しは今回も確認。 少なくともセミブロックに関しては。
路面からの衝撃も調べよう
同じく空気圧 4bar のままで「ごん太」と「やや細」ホイールを付け替えて小さめの段差に突っ込み続けたものの、違いは良く分からず。 気持ち太い方が柔らかい気がしなくもなかったけど、劇的な差は無かったです。 やっぱりタイヤだけ太くても空気圧が同じだと衝撃吸収力に大きな差は出ないのかもしれない。
セミブロックタイヤの振動は
セミブロックからスリックに戻した時にはその滑らかな走り心地に感動したけど、今回またセミブロックを履かせたら確かに薄く振動を感じた。 セミと言えどもブロックはブロックだ。
前ブレーキ時の振動が減っていた
新たに組んだやや細ホイールに最初に乗った時は高速走行から強くブレーキをかけると「ブブブ」と振動していたけど、今回はソレがかなり弱まっていた。 シューがリムに馴染んできたって事かな。
でした
転がり抵抗テストは今回のテスト日の前日にも挑戦しとりました。 が、風がそれなりに吹いていたからか妙に数字のバラつきがあって一旦中止する羽目に。 風が吹きやすい地域の人には難儀なテストかもしれないね。 それにしても脇腹痛はいつ完治するのやら。 もう一度病院行ってみようかどうしようか。 です!