プラスチック製のタイヤレバー2017-04

 自転車のタイヤを外すために必要なタイヤレバー。 こないだ買った脱着が猛烈に硬いタイヤコンチネンタルグランプリ4000s2 なんかだとタイヤを外すどころかタイヤレバーの方が折れてしまったりするんな。 かと言って高強度な鉄・ステンレス製を使うとその硬さでリムがガリガリ傷ついてまう。 なのでリムが傷付きにくい柔らかいプラスチック製のタイヤレバーを探ってみた!

まずは昔から使ってるアルミレバーの紹介

 もう 20 年近く前から持ってるやつで、1 本 9g と最軽量で先端も細めだから使い勝手も良いんだけど、猛烈に硬いスチール製のワイヤービードタイヤを外す時に折れてしまって 3 本が 2 本になってしもた。 自分の自転車人生で唯一レバーが折れたケース。

強度重視の鉄レバー

 1 本 25g と超重量級だけど、アルミレバーじゃ折れてしまう硬いタイヤでも折れなかったので強度的には文句なしっぽいタイヤレバー。 でもコレは先端に反りがなくビードに引っ掛けにくかったり、脱着の硬いタイヤをコレでグリグリ脱着するとガリガリとリムが傷付いてしまう。 どうしても外れないタイヤに出会った時のために 1 本は持っておきたいけど、常用はしない方が良い感じね。

プラスチック製は

 確かサイクルベースあさひの実店舗で買ったマルニのパンク修理キットに入っていたヤツで 1 本 10.5g。 レバーの先端が太すぎてタイヤの隙間に入らず使い物にならなかったけど、先端をヤスリで削って細くしたら十分使えるレベルになった!

 赤が削る前で青が削った後ね。 ケブラーとしてはかなり硬い 4000s2 の脱着でも折れてないんである程度の強度がある事は間違いないでしょう。 アルミレバーを折ったスチールビードタイヤでは試しとらんのでアルミ以上かどうかは分からんのやけど。

パナレーサーのプラスチック製も試した

 何か新しく買おうと思ってこれまたあさひの今度はネット通販で買ってみたヤツ。 1 本 12g。 先端が尖っているからヤスリがけは必要無いかと思いきや、鋭角なカギ状になっているせいでタイヤ嵌め込みの最後にパツパツに密着するタイヤとリムの隙間に滑り込ませることが出来ない! 硬すぎるタイヤ 4000s2 にこのパナレーサーでは使い物にならない!

 ヤスリで削って薄くしてある程度滑り込ませやすくはしたけど、削り済みのマルニの方がまだ滑り込ませやすい。 パナレーサーは柔らかいタイヤにしか使えなさそやね…。

↑こっちも削り前と後ね。

そんな感じで

 当分はプラスチック製タイヤレバーを強度度外視のヤスリ削りで使いやすくして使い続けることにする! そしてバキバキ折っては店に買いに走る! そんなに高いものじゃないし! エコじゃないけど! デス!

ふと思ったんだけど

 カーボンファイバー製のタイヤレバーって無いんかな。 標準的な強度で 1 本 5g が ¥1,000 以内なら安物買いの自分でも買ってみたいと思う。 いやボトルケージを見てるとプラスチックもカーボンもそんな重量変わらないとは思うけどさ。

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