折りたたみ自転車 mini2018-09
昔から何となく「折りたたみ自転車があると自転車生活の幅が広がるよなー」って思ってたんだけど、どうにも食指が動く車体を見付けられずにズルズル過ごしてたんよ。 でも遂に手に入れた！
それがコレ
小型自動車で有名な mini のロゴが入った AL-FDB207 って 20 インチホイールの折りたたみ自転車。 もう販売終了だけど、現在で言うところの DAHON ROUTE 的な安価だけど最低限の基準を満たした折りたたみ自転車。 だと思う。 重量はカタログ値 11.8kg とナカナカの軽さ。
mini はそのデザインが好きで以前も 24 インチホイールの AL-TR247 って折り畳めない自転車を持ってたんだけど、今回の 20 インチ版もついつい入札してしまった。 ヤフオクで中古を ¥4,500。 受け取りに行った電車賃も含めて ¥4,888 ね。 今回の出品者 ainori_sagasimasu は金額が低いとオークションを取り消す癖があるんだけど、今回は何故か通った。 取り消し疲れだろうか。
早速分解を
またボトムブラケットが外れないぜコンチクショゥ！ 同じく BB が固着してたルイガノ LGS-FIVE と Giant Suitto の悪夢再び。 今回の BB は脱着工具が手元になかったからツールカンパニーストレート東所沢店で ¥801 で買ってきたやつをステンレスパイプで延長して「グイッ」と体重を掛けたら一撃で舐めてしまった…。
最後の写真が舐めた痕ね。 完全に舐めたわけじゃないし数秒しか力を掛けてないけど、この 910mm 延長パイプを使って鉄ワンの溝が舐める程の力を掛けても外れないって事は、恐らくこれ以上は無理でしょう。 なのでサクッと諦めた。
パーツ全交換するつもりだったので
全パーツを総取っ替えしようと思ってたのに BB が外れなかったので完全にやる気を失いサクッと手放した。 ジモティーに「少しは値下げしますよ」と書いて ¥7,777 で出したら ¥7,000 で売れたので図らずもせどり成功だ。 車で取りに来てくれたので発送の手間も省けたウシシ。
どんな自転車にしようと思ってたのかというと
折りたたみ自転車はやっぱり折りたたんで持ち運ばなきゃ折りたたみ自転車たる意味が無いよね。 で、持ち運ぶなら軽くなきゃね。 という訳でとにかく軽さだけを求めたやつにしようと思ってた。 いや軽さなら 7〜8kg 前後のルノーウルトラライトを買えば良いんだけど、ホイール 14 インチは流石に小さすぎて最低限の走行性能を確保できないと判断してスルー。 小径ホイールは段差を乗り越えにくくなるしデコボコで車体が跳ねやすくなるから自分基準では 20 インチがデッドラインやね。
出品者 ainori_sagasimasu は
かなり評価が悪い。 今回の mini は「良品」って書いてあったのに全体がサビサビでブレーキも片効き状態で変速もダメダメだった。 まあ最初から彼らの言う「良品」ってのが当てにならない事は評価を読んで分かってたし、評価が悪いせいか他の出品者より明らかに安く落札できるから良いっちゃ良いんだけど、何だかモヤモヤはするね。
ちなみに受け取りに行った時に見た現地の光景は、少なく見積もっても 100 台を超える恐ろしい数の自転車が置かれたり積まれたりしたダダッ広い倉庫で 5 人くらいのオッサンが黙々と自転車を弄ってた。 今回の mini の調整不足を見る限りじゃ自転車整備技術が高い人間は居ないんだろうけど。 というか後輪を空転させれば分かるブレーキの片効きも放置していた訳だからそもそもチェックしとらんのかな。
そんな感じでした
今回学んだ事は、中古の錆びた自転車はバラすつもりなら BB ワンが鉄じゃないことを確認しないとアカンって事。 自分の記録に残る限りだと過去に所有していたアルミフレームに鉄ワン BB を装着した錆びた自転車 3 台は全て固着してたから。 錆つき鉄ワン BB 固着率 100%。 アルミフレームにアルミワン BB ならどれだけ放置されてサビサビでも 910mm 延長パイプで外れなかった事はなかったよ。
ちなみに BB がアルミワンでもフレーム側が鉄だと多分危険だと思うし、アルミワン BB でも
という訳で中古車マニアとしての提言は、自転車に鉄の使用を禁止します！ これは絶対に本当の方の禁止です！ アルミかステンレスかチタンが良いのかな！ 知らんけど！ デス！