ハンドル交換2011-02
クロスバイクを買って最初に実行したのが、フラットバーハンドルをブルホーンハンドルに交換すること。 その時何をしたかを時系列で書いてみよう。
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2.既存のフラットバーハンドルを取り外すのに四苦八苦。
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3.ブルホーンハンドル取り付けようとするもクランプ経が小さくてはまらない。
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4.自転車屋やネットで情報収集してアヘッドコンバーターとアヘッドステムを購入。
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5.ブルホーンハンドル取り付けに成功するも、今度はブレーキレバーとシフトレバーがサイズ違いで付けられない。
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6.また情報収集してブレーキレバーはエアロレバーをネットで購入。
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7.シフトレバーはもう面倒だったのでギアチェンジ無しで過ごす。
まったくもって無計画の極みながら、自転車パーツ交換の基礎を学ぶことには成功。 もしかしたら始める前に情報収集とかしてたらその時点で面倒になって止めていたかもしれない。 自転車パーツの互換性による煩わしさは間違いを犯して覚えるべきだ! パソコンの Linux とかに比べたら何てこと無い非互換率だけど。
初めから付いていたフラットハンドルを外す
たったそれだけの事なんだけど猛烈に固く取り付けられていたのでここに何日も費やすことになった。 まずはいちばん外側のグリップを外す訳なんだけど、これがまったく外れないの! 写真にあるように、ハンドルとグリップの間に細い棒を突っ込んでそこに潤滑油を噴射しまくってようやく外すことに成功した。 ドライバーを突っ込んだため、ハンドルの表面がガリガリ削れてしまった。 潤滑油を噴射して一晩置いたことでここで1日経過。 二日目はグリップ外しの成功に続いてブレーキレバー・シフトレバーは難なく外れ、ステム(後述)からハンドルを取り外すんだけど、ここの六角ボルトがまったく緩まない! しょうがないので困ったときのテコの原理ということで長めの六角レンチを買ってきてなんとか外れた。 ここでもボルト回りに潤滑油を吹きつけ一晩放置で1日経過。 開始から3日後にようやくハンドルを取り外すことに成功する。
ステムを変える
の前にステムとは何ぞや、という話。 ステムというのはハンドルとフロントフォークの接続部分。
アヘッド式
2000年頃から普及しだした規格で、
スレッドに比べて軽いという利点がある。
スレッド(もしくはクイル)式
古くからある規格で、アヘッドに比べて
細かい高さ調節がしやすいという利点がある。
で、私の改造しようとしたクロスバイク MINI AL-TR247 はスレッド式で、このスレッドステムのハンドルを通す穴(濃い紫の部分)が 25.4mm だったのに、買ってきたブルホーンハンドルのステム取付箇所(ハンドルクランプ)の太さが 26mm と大きくて入らない。 そんな 0.6mm でなんでやねん!って感じだけど、曲がってる部分を通そうとするとどうしても引っかかってしまう。 そんなこんなで情報収集の結果、いっそパーツの豊富なアヘッド式にしてしまえ!という結論に達する。(これをやってた 2011 年はスレッド式のパーツが入手しにくくなっていた) で、結果以下のようになった。
左の図のようにアヘッドコンバーター(シュレッドレスコンバーターとも)の導入でアヘッド式のステムを使えるようになった。 これでハンドルクランプ経が 26.0 のステムを買って対応終了。 重量も 50g 軽くなった。 右の写真はステム部分にハンドルに取り付けられなかったシフトレバーやブレーキレバーがひとまず取り付けてある。
ブレーキレバーも変えた
ステムを変えて無事ブルホーンハンドルを取り付けることに成功するも、なんと今度はブレーキレバーが入らないではないか! なんてこったいプンプン! そんな訳で池袋のワイズロードで親切な店員さんから「エアロレバーってのがありますよ」との情報を得て、店に在庫がなかったので帰ってハックルというネットショップで 2,500 円くらいのやつを注文。 それを取り付けた状態が右の写真。 シフトレバーは宙ぶらりんで、その後シングルギア化の際に取り外されるけどそれはまた別のページで。
という感じでフラットバーからドロップハンドルへのチェンジを完了させたのだ!