変速機構無しのチェーンリング2013-02

 今までは変速ピン(引っ掛けピン、ピックアップピン、ピックアップスパイクとも言う)のあるアウターリングを使ってたんだけど、変速ピン無しでちゃんと変速するのかを知るために、サイクリーで送料込みで 900 円くらいの安い変速機構無しのチェーンリングを買ってみた。 今までは 48/34 で、今度は 39/34 というフロントの変速としては非常に狭いレンジにも挑戦。

↑今までの変速機構有り 48t チェーンリングの内側。 チェーンが登れるように膨らんだり切り込みがあったりする。 逆に言うと何も無い方が外側。

驚くほど変速しにくい!

 変速ピンが無いと思いっきりフロントディレイラーを引かないと変速してくれない! そして思いっきり引くと外まで行きすぎてチェーンが外側に落っこちてしまう! フリクション式のシフトレバーだから引ききれたけど、カチカチ動くインデックス式だと手に負えないかも…

 アウターに変速完了した時の FD の位置を示した図。 左が正常で、右は変速機高が無いから変速出来るまで FD を動かすとチェーンの落ちるスペースが出来てしまっている図。

39/34 という落差の少なさは

 変速にガチャガチャと時間がかかるせいか、変速が完了してもギア比が変わっているようには感じられなかった。 理論的にはリアの 1.5 速分くらい動いているんだけど、カチャッと一瞬で変速しないと違いに気付けない感じね。 次は似たようなギア比で変速ピン付きのを試してみよう!

 右の写真が装着後。 銀のアウターで黒のインナーの歯の部分が隠れるくらい落差がない。 ちなみにこれはフロントディレイラーがリングから離れすぎてる例。

無理したらクラッシュ!

 その後何度かチェーンを外側に落としつつも順調に走っていたけど、ある時外れたチェーンがリアホイールに巻き込まれて後輪ロック状態で数メートルを滑り、止まってみてみたらスポーク断裂! そしてなんとリアエンドがへし折れてた! ESCAPE R3 は僅か3ヶ月で再起不能…
 チェーン外れはもっと注意せにゃあかん。 そしてチェーンリングが 2 枚しか無いのに 3 速引けるディレイラーやシフターを使うのも危険だ! バッシュガードがあれば一大事は防げるかも…

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