小容量モバイルバッテリーライト2019-02

 10,000mAh のモバイルバッテリーでありながら恐らく 500〜1,000 ルーメンはあるんじゃないかという高輝度ライトなのに重量 267g と程々に収まっているハイパースペックの SINOELE(製品名じゃなくてブランド名っぽい) ってのを使っていた自分のライト事情だけど、自作のホルダーのマジックテープの締め付けが甘くて落下させてしまった! 壊れてはいないけど配光の拡散レンズとバッテリー残量インジケーターの表面部分が無くなっていたりとちょっとモチベーションが下がったぜ…。

なので違うのを買った

 丁度期限切れ間近の T ポイントを消費したいと思っていたので、ヤフーショッピングの REDELEPHANT ってストアで 2,600mAh のスティックタイプのモバイルバッテリーライトを ¥690 にて購入。 重量はカタログ値 79g の実測 84g。 ライト機能が無ければもう少し軽いのもあるけど今回は SINOELE の後継探しなのでライト付きで。 商品名らしきものは見当たらなかったので「ちびモバライ」と名付けましょうか。

端子部分はむき出し

 雨天走行もある自転車に使うには不向き。 防水を重視したい時は充電ケーブルを差し込めなくなるけどテープでも貼って防ごう。

ボタンが押しにくい

 周囲とフラットで段差が無いので、手袋なんかしてると何処にボタンがあるかサッパリ分からず上手く押せない。 慣れである程度解消は出来るけどイマイチである事に変わりなし。 何か貼り付けて段差を作ろうかしら。

点灯モードは

 ボタンを押すたびに切り替わる [強] [弱] [点滅] の 3 パターンで、4 回目で [切] になる。 使いもしないモードが沢山あってボタンを押す回数を増やされるよりはコレくらいの方が全然良い。 というかモード切り替えなんて無い [入] [切] だけの方が良いとさえ思う。

ハンドルへの固定は

 [自転車 ライト シリコンバンド] とかで検索するとヒットする ¥100〜¥200 で買えるシリコンバンドで概ね問題無いね。 自分は気にならなかったけどシリコンでブルブルするのが嫌なら ¥600 くらいで買える Bikeguy ライトホルダーで固定したらバッチリだった。

明るさは

 強モードが 200 ルーメンの GUEE SOL200 と比較したのが以下の画像↓

 ちびモバライは光が拡散気味なので正確な比較は難しいけど [ちびモバライ強] は [SOL200 弱] の光量で倍の範囲を照らす感じかな。 強同士のみで比較したのが以下の画像↓

 ピンポイントで目の前のみを強く照らす SOL200 と、広範囲をそれなりに照らすちびモバライの構図で、どっちが良いかは好みの問題でしょう。 そんなこんなの調査の末に導き出すちびモバライの光量の推測値は 100〜200 ルーメン。 間を取って 150lm かな。

対向者への目潰し性能は

 光が広範囲に広がるせいかちびモバライの方が眩しい。 バイザーを付けた方が良いかも。

点灯時間は

 バッテリー満タンから点灯を開始して 24 時間を超えてもまだ光り続けてるぞ…。 ただ、点灯させてから夜を跨いで翌朝起きたら光が弱まっていたので、良い感じの光量の持続時間は 12 時間とか? なのかな。 まあ何にしても圧倒的な持続時間!

スマホへの給電能力は

 バッテリー容量 3,400mAh の freetel KIWAMI 2 を 48% から充電をスタートさせたら 2h 40m で 100% の充電が完了。 まだイケそうだったので他のスマホに繋いで数分後に見返したらちびモバライのランプが消えて終了。 KIWAMI 2 を 52% +α なので 3,400 * 0.52 = 1,768 という事で 1,800mAh くらいやね。 モバイルバッテリーは公称値の 6〜7 割しか充電できないと言われているから 2600 * 0.65 = 1690 を上回ったし結果は上々。 とはいえ KIWAMI 2 は 3 年前の機種なのでバッテリーが劣化して容量が少なくなっている事を考慮すると多分理論値付近になるのかもしれない。

 そんなこんなで悪くない結果を出したけど、そもそもの 2,600mAh という容量じゃ 3,400mAh と最近の Android スマホとしては標準的なバッテリー容量の KIWAMI 2 すら半回復に留まる辺り、モバイルバッテリーとしてだけ見ると力不足。 なので基本はライトとして使い、モバイルバッテリーとしては保険程度に考えといた方が良いと思う。

その他の細々した要素は

 バッテリー残量を知るためのインジケーターがないのでいつバッテリー切れになるのかが分からない。 まあコレは SOL200 も含め自転車ライトには殆ど搭載されてない機能なので良いでしょう。

 あと写真じゃ分からないけど光がちょっと青白いので温かみに欠けるようなそうでもないような。 人によっては極めてどうでも良い要素やね。

評価は!

¥690 のお手頃価格
実用点灯 12 時間の圧倒的な持続時間
実測重量 84g はライトとバッテリーを別々に持つより軽量
照射モードが 3 つと少ないのでボタンを押す回数が少なくて済む
充電スロットがむき出しで防水じゃない
容量 2,600mAh はモバイルバッテリーとしてはかなり少ない
バッテリー残量インジケーターが無い
ボタンが押しにくい
光量は多分 150 ルーメンくらい?と自転車用には必要十分
光が拡散気味でスポット光的効果は無いが広範囲を照らす
ハンドル固定ホルダーが別途必要(¥100〜¥200 のシリコンバンドでオッケー)
光の色が青白くて温かみに欠ける?

 という感じで (ホシ3つ) です! 欠点はあるけど ¥690 というお手頃価格に対してのライト性能が優秀で、かつ容量は少ないながら緊急時のスマホ充電用バッテリーとしても使えるので、故に高評価となります。 この価格なら 2 個買ってのツインライトも気軽に出来るしね。

追記)対向者の目潰し性能が高い事が分かったので (ホシ2.5個) にダウン!

 それにしてもこの手のモバイルバッテリー兼ライトってすごく便利だと思うんだけどナカナカ見当たらないんよな。 何か法律の壁でもあるんやろか。 コレでサイコン機能も付いた日にゃあ…。

追記)もっと活用する方法を模索したよ

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