LOOK KEO 2 MAX PROTEAM CARBON2017-09
ちょっと前に買った KEO 互換ビンディングペダル [三ヶ島 US-L] がイマイチだったので別のを買ってみた。 それが [LOOK KEO 2 MAX PROTEAM CARBON 255g ¥2,376] をヤフオクのバイチャリガレッジセールにて。
↑中古だからボロボロやね。 まあ US-L 買ったばかりだしお金かけたくなかったので。
踏み面の幅は
57mm とカタログ値通り。
Q ファクターは
53mm ですな。 普通。
取り付けは
今までのビンディングペダルは全て M6 六角レンチで脱着できてたけど、この KEO 2 MAX はお初の M8 六角レンチで脱着するタイプ。 携帯ツールの M8 キャップ失くしちゃったから追加で重量級の六角レンチが必要になってまうという自分的に大きなデメリット…。
↑左から M8 59g, M6 23g, ペダルレンチ 73g となっておりますよ。 M6 の倍以上とは M8 重いね…。 中空で軽いやつないかな。
クリートは
ペダルのみの中古で純正は付属しないので、手持ちの KEO 互換ペダル VP-R76 と US-L に付属したクリートを使ってみた。
US-L クリートは問題無し。 クリートが靴底の曲面に沿って曲がってしまう現象を解消するためのシムを外した状態でも問題ナシ。 やっぱり US-L ペダルと US-L クリートの組み合わせが問題なのね。
VP-R76 クリートも問題無し。 脱着は US-L クリートより少し緩い気がする。 可動範囲が 7° と US-L の 4.5° より広いからそう感じるだけかもしれんけど。
テンションはいかが?
カタログ値 9~15Nm ってことだけど、最弱は結構な緩さで最強は結構な固さなので、真ん中くらいを使うのが丁度良い。 最弱にしても固いシマノ PD-A530 とか、最強にしても緩すぎる三ヶ島 US-L と違って、固い方にも緩い方にも振り幅を残せるコレは自分的ベスト固定力賞かも! 純正クリートじゃないし新品はもっと固いだろうから断言は出来ないけど。
固定力の比較表に書き加えた
US-L の時に纏めた表に KEO 2 MAX も加えて書き直してみたよ。 やっぱりシマノの固さは断トツ! 対して KEO 系は緩め系的な系?
写真 | 商品名 | テンション最弱 | テンション最強 |
---|---|---|---|
シマノ PD-A530 | ■■■■■ 5 | ■■■■■■■■■■ 10 | |
Dixna ロードトリップ 48 | □ 0.5 | ■■■■■ 5 | |
VP VP-R76 | ■■ 2 | ■■■■ 4 | |
三ヶ島 MKS US-L | ■□ 1.5 (嵌め) ■ 1 (外し) | ■■■ 3 (嵌め) ■□ 1.5 (外し) | |
LOOK KEO 2 MAX (with US-Lクリート) | ■■■ 3 | ■■■■■■ 6 | |
LOOK KEO 2 MAX (with VPクリート) | ■■ 2 | ■■■■■ 5 |
中古だけど、どう?
回転にゴリ感はおろかコリ感もなくスムーズやね。 右は超回転の US-L には劣るけどナカナカの軽さでクルクル回り、左も一応自重でヌルッと回るけどクルクルではない標準的な回転。
左の回転を軽くしてみよう
自重で回ってくれるし、クルクルしすぎないのでむしろキャッチしやすいし、ペダリングの重さは体感できないからこのままで全然良いんだけど、時間もあるし挑戦してみようかな。
まずはシャフトを緩めてみようとネットで緩め方を調べたら 19mm メガネレンチが必要なことが発覚。 そんなもんは持ってない! ので普通のモンキーレンチを使ったら…外れた!? というかあれ? レンチ引っ掛け箇所の形状が左右で違うぞ?
左はほぼ六角形で、右はギザギザの星型。 おいおいバイチャリさんシャフト交換品なら商品説明にそう書いといとくれよ、と思ったけど、ネットで検索したらどうも左右のシャフトが違うのが正常っぽい画像を発見。 元々そういうものなのかね。 何でやろ。
さて玉当たり調整は
少し緩めたらクルッと回るようになったけど、その状態だと指でシャフトを回せてしまう緩さだからすぐ緩んでくると思うので、固形化して使い道のなくなっていたスポークプレップを塗ってみた。 ロックタイト的な効果を期待して。
これで暫く走ったところ、ママチャリに装着させていろは坂ヒルクライムをしたりなんだりで 400km は走ったけど問題無かった。 平気っぽいね。
走りの変化は
例によって自分鈍感なので、片面フラット MTB 用ビンディングペダルの PD-A530 や、同じ同じロード用ビンディングペダルの US-L と較べて全く分からない! 初めて MTB 用からロード用に変えた時は違いが体感できたのに、更に感覚が鈍くなったんかな。 この鈍感力を人生に活かしたい!
総括!
中古であることと純正じゃないクリートとの組み合わせという不安定要素はあるものの、テンション 9~15Nm は自分に最適な可能性が急浮上! もし次ペダルを新調することがあればこの範囲のテンションで検討しよう。
それにしても固定力比較表もここまできたらシマノ SPD-SL も書き加えたくなってきた。 ジャンク級の激安中古品でも探そうかしら。 もしくは誰か少しだけ使わしてくれないかしらね。 お礼は…するかもしれないししないかもしれない! です!