チェーンにはクレ556を2021-06

 自転車に欠かせないチェーンに塗布するオイル。 今までいくつか試してきたけど、最近はクレ556を使っております。

理由は

 洗浄と注油の両方を兼ねていーるーかーらー。 今まではパーツクリーナーで洗った後にオイルを塗っていたですよ。 でもクレ556は吹き掛けると汚れがモリモリ落ちつつ、ドライファストルブのように短時間でキーキー鳴りもしないし、何より汚れが付きにくい。 メリット満載だぞ。

では使ってみようか

 わが愛車そのイチ Giant Defy にて。 オイルがタイヤやリムに付着しないように気を遣いながらシューっと吹き付けつつ、ひとしきり吹いたらキッチンペーパーでサッと一拭きしてみたら↓

 ゴッソリ汚れが落ちる! 油汚れのこびり付きも 1 ヶ月おきの556塗布間隔で 4 か月ほど過ごしてるけどスプロケに盛り上がる汚れはほぼ付いていない↓

 雨の中 10 分程走った翌日だったのでチェーンの一か所に錆が出てるね。 前回556を吹いたのが 1 ヵ月前だからもう油膜は切れていたのでしょう。 でも 2 時間程乗ったら削れたか何かで綺麗サッパリ無くなった。 今までもそうだったし、つまりチェーンは錆びたら乗れば落ちる! という事やね。

Link でもやってみよう

 愛車其のニ Tern Link にて。 最初の写真は556塗布前にキッチンペーパーで拭いた時の汚れ。 新品チェーンに最初から付いていたギトギトオイルだったせいかキッチンペーパーが引っかかって破れそうになるのでコレしか拭き取れなかった。 二枚目が556塗布後の拭き取り。 一気に落ちる気持ちイイ!

耐久性は

 一ヶ月おきに吹いていればキーキー鳴らないけど、チェーンの(こす)れる音が大きくなるのがウェットオイルより明らかに早いので、油膜切れは早そう。 前述の通り雨の中を軽く走った翌日にサクッと錆が出たし。 この感じだと半月毎に注油した方が良いかもしれないので自分にはちょっと手間かな。 まあでも洗浄・注油を兼ねる楽さとギトギトしない点を考えると、556は十分に自転車チェーンオイルの選択肢に入ると思った訳です。

懸念点

 シマノの一部チェーンは内部に封入されたグリスを流さないようにせにゃならんらしいのですが、556の洗浄力だと洗い流してしまう可能性がありそう。 いや上から吹き掛けるだけだからそこまで危険じゃないかな。 灯油ドブ漬けじゃないんだし。 仮に他のオイルを使うにしてもまずはパーツクリーナーで洗浄するから同じ事でしょう。 ともあれ真相は分からず。

走行抵抗は

 そんなん分かるわけないでしょ! 自分鈍感だよ? 専用品より抵抗が大きい可能性は高いのだろうけれども。

でした

 塗布頻度は増やさにゃならぬけど、今のトコロ汚れ取りの必要が無いラクさを考えるとトータルではコスパ良しな556でした。 耐久性の高いウェットオイルは盛り上がる油汚れを取るのにかなり苦労するからね。 望めるなら注油の必用が無いと言われるベルトドライブを試してみたいものだわい。 お手頃価格で変速段数の多いベルト車は無いものか。 バッテリーの外れた電動アシストママチャリは妙に安く売ってるけど。

※追記 2024/01)クレ556塗布でチェーンを変えずに使い続けてどれくらい持つかを試しているけど、1.4 万キロくらい走ってもまだまだダイジョーブ歯飛びせず。 ただし変速が昔ほどチャキチャキ変わらないので、新品時よりトルクを抜き気味にしたり、シフトレバーを少し奥まで押し込んだり、そういう劣化はあります。 まあ大きな問題では無し。

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