ヘルメットにサンバイザーを2018-09

 金具の飛び出しにさえ目をつぶれば磁石による脱着式の極めてオーソドックスで使い勝手の良いヘルメットシールドを作ったのが前回のコレ↓ね。

 ただ自分的にはもっと広範囲を覆って日焼け対策になって欲しいのです。 なので最初にやったママさん用サンバイザー系統で作り直してみる事にしたよ。 バンドが壊れて要らなくなったサンバイザーをお母ちゃんから貰ったから。

土台作りを

 今までの土台金具を一旦取り外して半分に切って両面テープで接着。 テープは評判の良い 3M の超強力なやつで。

バイザー側に磁石を

 これも 3M 両面テープで接着ね。 磁石は磁石で脱着ボトルの時に使ったネオジム磁石。

ホイ完成図

 バイザーは色が薄めなので夜でも安心。 百均の黒いバイザーは夜はマトモに使えないんだよね。 周囲の明るさで色が変わる調光サンバイザーで適当なのがあればソレを使いたいところだけど、今のところはコレで十分です。 そうそう UV チェッカーで UV カットは確認。

紫外線の防御範囲は

 鼻の下まで覆えてるし恐らく太陽が正面にある場合なら日差しはほぼカットできるだろうね。 太陽が側面にあると耳が防げないし、正面でも下からくる路面からの照り返しは防げないから日焼け止めも併用した方が良いとは思うけど、これ以上大きくすると後述の風圧対策が大変になるのでこの程度で。

さて走ってみたら

 時速 30km/h を超えると 3 点止めの磁石のうち真ん中のやつが外れてバイザーがズレて鼻にペチョンと当たる!

 両サイドの磁石は外れなかったので走行中にバイザーを落っことす事態にはならなかったけど、外れる度に元に戻してはまた外れ、を繰り返していくうちに面倒になって元に戻すのを諦めてプラプラしたバイザーがいつ落ちるかとヒヤヒヤしながら走る事になった。

なので中央の磁石を 3 個に増やした

 これで 30km/h を危なげなく耐えられるようになった! けど 45km/h くらいでズレた事があったので、流石にこれだけ範囲が広く大きな風圧を受けるバイザーは磁石じゃズレは防ぎきれないっぽいね…。 自分の走力じゃ 45km/h は全力スプリントなのでまず出す事はないけど、長い下り坂で出る事はあるし、向かい風が強ければ相対的に 45km/h と同等の風圧を受ける事もありましょう。 聖蹟桜ヶ丘のいろは坂下りでは鼻ペチョだけで外れんかったけど、対策打った方が良い気もする。

側面の磁石は

 強風の日に横風を受けたら風を受けた側の側面磁石が外れた。 なので側面も磁石を 2 つに増やした。 しかしこの外れやすさ結構なマイナス要因だね…。 磁石自体を増やすか、磁石設置箇所を 3 箇所から 5 箇所に増やすか、磁石より外れにくいであろうマジックテープ脱着にするか、両面テープで直接に接着しちゃうか、うーん…。

両面テープの接着力は?

 一度だけバイザーから磁石が取れた事があったけど、位置決めで何度も脱着を繰り返していたので接着力が弱まっていたから取れたのでしょう。 再装着では場所をバシッと 1 発で決めてグリグリ接着し直したから全然外れない。 ヘルメット側の金具は外れたこと無し。 流石 3M やね。

雨には少し強い

 普通のサングラスと比べて範囲が広いからか雨が目に入りにくい。 豪雨だとヘルメットの隙間から入り込んだ水が垂れてくるので完全には防ぎきれないけど、概ね良い感じですよ。

総括!

 顔の正面をほぼ覆うバイザーのアンチ UV 性能が圧倒的! 日焼け止めが汗で流れた後の保険にもなるし、広範囲を覆うので雨にもやや強い。 コストは [バイザー ¥1,000 くらい] [両面テープ ¥700 くらい] [ネオジム磁石 ¥300 くらい] の ¥2,000 弱と高いんだか安いんだか微妙な価格だけど、余った両面テープを今後も使えると考えればお得かな。 昼オンリーなら百均の暗いバイザーでも良いし、作業はハサミがあれば出来るので凄く簡単と、色々鑑みるとコストは低いね。 対して強風やダウンヒルでバイザーが吹き飛ぶかもしれないリスクが大きなデメリット。 評価は (ホシ1.5個) としましょうか。 人によっては恥ずかしい異形は点数に考慮しとりませんよー。

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