Panaracer CLOSER PLUS 26x1.252014-4
※もしかしたら大きな欠陥があるタイヤかも知れませぬん! 最後まで読むことを推奨! ある程度の検証の途中結果はコチラ!
※ 2 年の検証期間を経てやっぱりパンクを引き起こしやすいイマイチなタイヤであることが確定! 最終結果報告はコチラ!
26HE ホイールに履かせるタイヤとして選んだのが [
チューブは
「MAXXIS ウルトラライトチューブ 26x1.0~1.25 仏式バルブ 36mm ¥1050」を使用。 実測重量は [69g 71g 71g 71g 72g] と 70g 前後。 700c で 32mm のチューブはもう少し重くなるので、流石は 700c と較べて僅かに直径の小さい 26HE といったところね。
手で触ってみてどう?
超ペラペラな TIOGA TRIMLINE SF 700x26c と比べて随分と分厚く頑丈そうだったので、耐久力はありそうな気がする。 TRIMLINE が薄すぎただけなんだろうけど。
実測幅は
6bar にした状態でノギスで幅を測ってみたところ、30mm くらいだった。 前に測った時は 29.5mm くらいだったので、32mm よりはちょい細めなんだな。
乗り心地は?
TRIMLINE と比べて若干固めな感じがする。 生地の分厚さが影響してるのかな。 ただ、ホイール自体が以前の超軽量 700c ホイールから程々な重量の 26HE ホイールになって多分ホイールの強度も上がっただろうし、直径が小さくなったことによる路面からの衝撃の増加を考慮すると、タイヤ自体の硬さはそれ程変わらないのかもしれない。 ともあれ、今回の組み合わせでは TRIMLINE と同じ柔らかさにするためには空気はかなり抜き気味にしないといけなかった。
グリップは
例によってそんな敏感なこと分かりまへんがな〜。
総評
程々の横幅で溝にハマる心配も少なく、空気を抜き気味にすれば乗り心地も確保できて、スピード重視の空気圧 7bar も問題なく入り、重量も細いロードタイヤに遜色ないどころかむしろ軽く、何より安い! 舗装路を走るタイヤとしてはかなり優秀ではなかろうか! 文句なしの
※追記1)2,500km 走って
タイヤをまじまじと眺めていたら、なんと穴が開いとりまんがな↓
いつからこうだったのかは分からないけど、他にも細かい穴がポツポツあることを考えると、それなりにこの状態で走っていたのでしょう。 これでもパンクしてないってことは耐パンク性能はしっかりしてるのかな。 それとも表面が柔らかいのかな。
※追記2)3,000km 走って
後ろタイヤの表面に 1 箇所毛羽立ちが出た。 恐らく走れてあと 500km 位だと思うので、3,500km が限界って感じかな。
※追記3)リアは 3,100km で限界やった…
完全に第 1 層が破れた感じ。 タイヤを外して裏側を見たらまだ貫通はしてなかったけど、空気圧に耐えられずここだけプクッと膨らんで走行中にコツコツ振動が来る。 どう考えても限界ね。 明らかにコレよりペラペラの TIOGA TRIMLINE SF が 5,000km 持ったことを考えると、コイツの寿命は思ったより短かった。 TRIMLINE が強かっただけかもしれんけど。
※追記4)その後は
フロントは 5,000km 現在も活躍中。 リアは破れ方からして寿命による寿命ではなく事故的な何かで短命に終わってしまっただけカモ…。
※追記5)遂にフロントも
6,000km でフロントに僅かな破れを確認↓
リアの倍持つってことは重心が後ろってことやね。 そらアップハンドルだしサドルにドッシリ座ってるし順当やよ。 そしてフロントの小穴を確認したのと同時にリアにも穴とまでは言えない僅かなホツれを発見↓
交換から 2,900km と、前回の限界値 3,100km にもう少しの所でホツれが出たってことは、リアの穴あきの原因は寿命ってことで間違いないかな。
もしハンドルとサドルにバランスよく荷重を加える一般的な乗り方だったら [フロント:5,000km] [リア:4,000km] くらいが寿命になるような気がするね、このタイヤ。
※追記6)1.5 年間の使用を経て重大な欠点が発覚!?
ハニカムパンクと命名したパンクが頻発し、その原因がこのタイヤにあるのでは! との疑念が高まる。 タイヤはクローザープラスのままでチューブ・ホイールは何種類か変えて試したけど、どの組み合わせでも数ヶ月以内に全部同じハニカムパンク。 価格・重量・横幅のバランスが飛び抜けて高いこのタイヤに大きな落とし穴があったカモ…。
※追記7)そして最終結論
このページの先頭に赤字で書いた通り、チューブの側面を削って数ヶ月でパンクさせてしまうイマイチなタイヤですた…。 でもチューブは 500km 以上は持つ感じなので、その頻度でのチューブ交換のリスクを受け入れてでもこのタイヤの超絶スペックの恩恵を享受しようという考えもアリだと思う。 タイヤの側面にそれなりの強度のテープなんかを貼ってチューブとの接触を無くせばパンクしないことも確認済みだし。 ともあれ評価は星 3 つからダウンの