Cadenza 輪行テスト2014-01
折りたたみによる輪行のラクさを求めて購入した DAHON Cadenza。 コミケ C85 に行くために電車に乗る機会があったので、ついでに意味もなく輪行をしてみることにしたよ!
輪行袋 TIOGA COCOON が使えない!
そんな訳で最寄り駅まで自転車で自走して駅前で輪行袋に収納しようとしたら、なんと輪行袋 TIOGA COCOON に入らないのですよよよ!
コラムが 300mm と長い上にホイールも付けたままだからどうしても高くなってしまう。 試しに COCOON をフォークコラムから垂らしてみたら↓
丁度地面に届く感じ。 一見長さは足りているものの、これに横幅が加わるので、ギリギリ高さが合っているだけでは収納できない。
前後両輪を外す輪行袋に入れてみた
これならすっぽり収まる。 TIOGA COCOON がチョイ狭めってことね。
ちなみに折りたたみの手間は?
[サドルを下げる] [ハンドルを外す] [フレームをたたむ] [ハンドルを固定する] みたいな感じ。 後述のコロコロを実現するためにハンドルをしっかり固定しなきゃいけないから、折りたたみの手間はロードバイクとそう変わらないね。
タイヤを転がして運べる?
ひとまず輪行袋に入らない問題は解決したので、次はコロコロ性能を試すよ! コロコロ性能っていうのは、自転車をキャリーバッグ的に転がして移動できるか、ということ。
↑こんな感じね。
動画にも撮ってみた↓
問題なく転がせるし 2 輪だから安定感があるね。 ちなみに動画の後半にあるバックしようとして止まってしまうのは、左クランクがフレームに干渉して後輪が片方向にしか回らないから。
これは対処しないとフレームが削れていくなあ。
磁石ジョイント
Cadenza は折りたたんだ時にリアエンドとフロントフォークに付いている磁石がくっついてバラけないようになっているんだよ! でもコロコロさせている時に 1cm くらいの段差を越えるような衝撃をうけるとツルッと外れてしまう。
↑この状態が
↓こうなってしまう
こうなるとコロコロ不能になるのでまた磁石をくっつけ直さなきゃいけないのがかなりの手間。 段差がなければそんなに外れないけど、これはもう少し強力な固定方法を考えた方が良いのかな。 トップキャップを強く締めたらフォークが回転しにくくなるかと思ったけど、何事もなかったようにクルクル周りやがりましたよ。
そんな訳で Cadenza の輪行性能は!
◎ 安定感抜群の 2 輪コロコロ
× 輪行袋に入れる為のハンドル外す手間
× ハンドルがホイールに干渉しないようにしっかり固定する手間
× エンド連結磁石がちょくちょく外れる
× ハンドルで横幅がかさむから狭い場所がキツい
× 重量があるから持ち上げるのが大変
と悪いことが多すぎるので
でも今回のはカスタムしたからね
今回の調査はハンドル周りを大きく改造したこの Cadenza での話だから、最初から付いているステム・ハンドルを使うともう少しラクになるので、その場合は