KCNC ブルベマウント2023-03
自分の使うハンドルに装着したスマホホルダーは装着方法の問題で斜めっております。 そのせいでスマホを見ようと視線を落とすと「ハンドルが真っ直ぐじゃないのでは」と錯覚してしまう違和感あり。 ソレが何とも気持ち悪いので解決してみるぞい!
現状はコウなのでコウしました
1枚めが今までで、2枚めがタイトルのブルベマウントを使った図。 1枚目の「今まで」は作業開始前に写真を取り忘れてブルベマウント装着後に手で合わせた絵だから正確じゃないけど、大体こんな感じです。 この変更で重量は 30g 程増えた。
何故ブルベマウントか
突き出しが 9cm と他のハンドルエクステンションの 6cm あるかないかと比べて長いので、この位置に付けてもスマホ位置がそう遠くならなくて視線移動を減らせるんよね。 ちなみに何故ステーを隣り合わせているかと言うと、単純にシムが片方分だけで済むから。
取り付けに一苦労
ブルベマウントは 31.8mm 用なのでシムを噛ます必要があります。 付属のシムは 31.8→25.4mm なので 25.4mm→22.2mm のシムを追加するか、単体で 31.8→22.2mm なシムを噛ます必要があるのです。 今回は後者を選択してボルトを締め込んでいったら、アレ? 最後まで締めてもスカスカだぞ? もしかしてこの BMX ハンドルのブリッジ部分の径が 22.2mm じゃない!? 計ったら 19mm だったナンテコッター。
アルミテープで厚盛り
何重にも巻いて径不足は解消したけど、アルミとはいえ粘着層のあるテープなので手で押すとグニグニしてまう…。 コレにブルベマウントを付けて走った訳じゃないけど、多分スマホの画面はブルブル震えるでしょう。 アウトです。
自作シムで
19→22.2mm シムなんて無いので、前に自作した 22.2→23.8mm シムを2枚重ねて対応。 19 + 0.8 + 0.8 = 22.6mm なのでアウトかと思いきやイケた。 ただ手で程々の力で押すだけでズレるね…。 一定の固定力はあるけど路面からの振動に耐えられるか心配だ。
ボルトが細いし締めも固い
極細 2.5mm 六角レンチを使うボルトなので強く締めると舐めてしまいそうだし、ネジ緩み止め剤が効きすぎているのか締め込みも固い。 緩み止めは除去すれば良いけど細ボルトは結構イマイチかも。 M4 ボルトでステー1本のヤツは全くズレないので、ブルベマウントはギリギリを攻め過ぎな気がする。 細いステー2本じゃないとイケない理由があるんやろか。
よーし走ってみよう
公称耐荷重量 800g に対して「スマホ」「スマホホルダー」「サイコン」の合計 320g にて。 そしたら普通の舗装路を走るぶんにはズレないね。 続いて 5cm 程の低い縁石に抜重せず 17 回ほど突っ込んでみたら、流石にコレはズレましてん↓
なのでボルトを舐めない程度に更に締め込んだけど、まだ手で押すと動くね…。 でも大丈夫! と自分に言い聞かせてまた縁石突っ込みをしたら、今度はズレず! 普通に抜重したり段差を避けたりしながら 15km 走っても平気。 何とかなってくれたね。
残る懸念点は
バーが 22.2 じゃなくて 25.4mm な事。 市販されるエクステンションバーのほぼ全てが 22.2mm なので、シムを噛まさないと他のバーが使えないのはイマイチ。 25.4mm ならではのメリットがあれば良いのだけれど、今のところソレは見つからず。 800g まで積むと径が太い事による剛性の高さが効いてくるんかな。
でした
自分の知る限り突き出し量が一番長いハンドルエクステンションバーでしたー。 太ボルト化 & 1本ステー化して欲しくはあるけど、今のトコロ問題は出てないしマアマア満足です。 アリスサイクル Yahoo 店にて ¥3,413 とエクステンションバーとしてはチョット高かったけど。 あとそうだ、ハンドルが斜めに感じる錯覚は見事に解消した! です!