ESCAPE R3 カーボンフォーク化2012-03
ESCAPE R3 の初期鉄フォークは 1.1kg くらいの重いもので、これはなんとかせねばアカン! てな訳で、ヤフオクで落札した 550g の 700c V ブレーキ対応カーボンフォーク(本体価格:¥7,000 送料:¥2,000)に交換してみた!
下玉押し調達
まずは初期フォークから下玉押しを外そうとしたんだけど、ダメだね、全く外れる気がしない。 隙間に差し込もうとしたカッターの歯がグニャグニャになってしまった。 下玉押しなら同じオーバーサイズでさえあれば他のメーカーのものでも適合しそうな気はしたけど、まずは正規品を手に入れようと国立のジャイアントストアへ。 ¥300 で補修パーツが手に入るとのことで取り寄せてもらい 1 週間後に到着。 無難に解決!
下玉押し圧入
早速入手した下玉押しをカーボンフォークに取り付けようとしたら全然入らない! 専用の圧入機を使うべきなんだろうけど、ここはアレだ! 下玉押しの内側を削ればいいんだ! そうと決まれば早速そこら辺に転がっていた紙やすりでザリザリ削ってみる。 でもこれじゃいつまで経っても下玉押しが入るまで削れない! 続いて百均でハンドドリル用のヤスリビットを購入しギュイーンと削る。 入った! 1 時間以上かけてようやく下玉押しの圧入?に成功した…
ここまでしか入らんかったので
紙やすりで削るもラチがあかず
ドリル研磨ビットでギュイーン!
走った感じは
例によって違いは全く分からん! ただ車体を持ち上げた際は明らかに前が軽くなってるのが分かった。 ま、¥9,000 で 550g も軽量化できたんだし良い感じっしょ!
ちなみにコラムはカットしないよ
普通はステムより上に飛び出たコラムはカットするもんだけど、自分はカットしないまま使う派。 なぜなら後からハンドル位置を上げたくなった時に上げられる余地を残すため。 あと鍵を引っ掛けられるから! コラムカットで得られるメリットは [重量減少] [空気抵抗減少] の2つによるスピードアップだと思うけど、せいぜい 1 時間で 20km 走れた人が 20.01km 走れるようになる! とかそんなもんだと思うので、つまりレースでもない限り意味なし! でもみんなハンドルを上げられなくなるというデメリットを受け入れてコラムカットしてるので、もしかしたら自分が見逃しているカットのメリットがあるのかもしれない。
鍵はこんな感じで引っ掛けてるよ!
※その後に分かった!
コラムをカットする理由について、デザイン的な美観的な意味合いで飛び出てるのが嫌! って人がいることが発覚。 そのために再利用しにくいコラムの短いカーボンフォークが大量生産されるのはエコの観点からは受け入れがたいものの、見た目もそれを使いたいと思うかどうかの重要な要素だからね。 難しい問題や…。
※もう一つ気付いた!
カーボンコラムの場合に限ると、アンカーがある位置にステムを装着しないとステムの締めすぎでコラムを割っちゃう危険があるらしくて、アンカーはコラムの上端にしか設置できないから、長いコラムの下の方にステムを装着すると必然的にアンカーの無い場所を締め付けることになっちゃう。 なのでステム装着位置にアンカーを持ってくるためにコラムをカットする必要がある、と。 これは理にかなってるね。
ただ「これステムの圧力受け切れないだろ」って高さしかないアンカーがあったり、新品で「これアンカー届いてないだろ」って長さのコラムを残したカーボンコラム車も見かけるので、100% 理にかなっているかと聞かれると即答できないカモ。 まあ何にしてもこのアルミコラムには関係無いやね。 一つだけ言える事はカーボンコラムは結構不自由だ! ってことかな。