フォークの肩下を下げて超前乗りに2017-10

 サドルに座りながらも立ち漕ぎに近い角度でペダルを踏める「超前乗り」を推し進めてきたけど、更に一歩踏み込む! のが今回。 方法は、肩下の高いサスフォークを搭載する MTB に肩下の低いロードフォークを装着させて車体を大きく前のめりにしてシート角を立たせるのです。 こんな感じで↓

 BB が下がり過ぎてペダルが地面ガリガリしちゃうかもしれんけど、まあやってみまひょか。

という訳で格安 MTB を入手

 ヤフオクで超ボロボロな 26 インチ MTB ルイガノ LGS-FIVE を ¥1,000 にて入手! 受け渡し場所が家から 6km とギリギリ徒歩圏内だったので電車賃もかからず激安! 歩きは 1 時間チョイかかった。

状態の程は

 パンクは事前に分かっていたのでタイヤ・チューブを持参して現地で交換しようとしたんだけど錆でクイックが緩められず、故にホイールが外れないから輪行も出来ず。 だもんで仕方なく乗ってみたら歩くよりはマシなくらいの速度で走れたのでそのまま進んだら、500m も走らないうちにチェーンが切れて押し歩きに…。 しかも帰宅後に前ハブを調べたらシャフトが指の力では回せないくらいの凄まじい抵抗だったので、それを押し歩く 6km の帰り道はそれはもう悲惨なものでした…。

さて分解です

 はいボトムブラケット固着で外れなーい。 新たな BB 外し工具 ¥1,180 をあさひで買ってきてアレコレと数日頑張ったけど駄目じゃった…。

 このまま使うにしても、BB がスクエアテーパーなので今の手持ちのホローテッククランクは使えないし、ならコイツに付属したクランクはと言うとチェーンリングの取り外しが出来ないタイプのため自分好みの歯数に出来ないし、かと言って別のスクエアテーパークランクを買う気にもなれない。 なので今回の計画はサクッとお蔵入りですよ!

せめて BB ハイトを測ろう

 700c ホイールと GIANT PACE のロングアーチキャリパー 700c フォークを合わせてみたところ、ロードでは 270mm あたりが基準らしい BB ハイトが何と 290mm チョイ! ヘッド下側ベアリングを入れてない状態でコレだから、実際はもう数ミリ上がって 295mm かな。 これはサドルが高くなる超前乗りと併用すると何をどう頑張っても足が地面に付かないはずなので公道で使うのは怖い…。 BB の下がり過ぎを懸念してたけどまさかこんなに高いとは思わず。

今更計算してみた

 肩下はサスペンションの壊れたこのトラベル 80mm と思われる LGS-FIVE のフォークが 420mm で PACE 700c フォークは 378mm だったので 42mm 下がる。 そして下がるのは前のみなので、中心より少し後ろにある BB 位置の低下は 42 x 0.4 = 16.8mm の低下としましょう。 ただこれは真下に下がるのではなくヘッド角 70° の斜め下に下がるので、実際の低下は Math.round(16.8 * Math.sin(70 * Math.PI/180)) = mm くらいでしょう多分。 そしてここからタイヤが 26x1.95 から 700x31c と大径化することによる車高上昇 12.97mm を引くと、最終的な BB ハイトは 16 - 12.97 = 3.03mm の低下とほぼ変わらないね。 ってことは 295 + 3.03 = 298.03mm とサスが潰れていたことも考えると LGS-FIVE の元々の BB ハイトは約 300mmあったことになる!

 これも今更ながらネットで MTB の BB ハイトについて調べたら、軒並み 300mm オーバーと今回の計算にほぼ一致。 となると今回のような挑戦は、もっとストロークが長く肩下の高いサスペンションフォークを搭載した車体か、もしくは 27.5 インチや 29 インチ (29er(ツーナイナー)) のような 26HE より BB ドロップの大きい車体を使わないと BB が高くなりすぎて駄目ってことですね!

 というかアレだ、世の MTB 乗りはこんな車高の高い自転車に乗っておるんやね。 足が地面に着きにくいけどどうしとるんやろ。 サスが沈めば丁度良くなるんやろか。 もしくはサドル低くしとるんかな。

でした

 次は 27.5 or 29 インチの MTB か 700c 前サスクロスを探してみまひょか。 27.5 と 29er は 26 インチに比べて新しい規格だから中古が少ないのがネックなんだけどね。 ちなみに今回の LGS-FIVE はまたバラして売ってせどりをしたら ¥4,300 を確保。 例によって手間に較べて全く割に合わない!

タイヤのクリアランスは

 実測幅 31mm の 700c タイヤでコレだから 700x32c がギリギリっぽい。 26HE MTB の 700c 化は太いタイヤが履けないという制限がありますな。

ヤフオクの値下げ交渉を使ってみたら

 用が済んだ LGS-FIVE のパーツ群をヤフオクで出品した時に値下げ交渉を設定してみたけど、75% くらいが値下げせずに落札された。 半額とかに値切られるとイラッとするけど、10〜20% くらいなら受け入れられると思うからやってみたら良いと思うんだけどなあ。 まあモノがボロボロで激安出品してたからその必要すらない金額だったのかもしれないけどね。

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