ディスクブレーキのパッドの減りが早い?2018-09

 前だけディスクブレーキの導入をしたのが数ヶ月前の話 (前編を見る) (後編を読む)。 ちょっと気になる事があったんよ。 それは 200km くらい走るとブレーキレバーの握りの感触が大きく変わる事。 いつもよりレバーを奥まで引かないとブレーキが効き始めないからアジャスターで調整せにゃアカン。 これってパッドが削れてローターとのクリアランスが広がったってことだよね?

なのでパッドを外して確認してみた

 おぅ見事に減ってるぜ…。 コレは 1.5 ヶ月で 3 回のクリアランス調整を要求されたパッド。 パッド全体でローターを挟めてないから削れてる場所と削れてない場所の段差ができて減り具合が一目瞭然。

どれくらい減ったのか

 元々が 4mm で減ってる箇所が 3.8mm。 土台が半分の 2mm だからパッドとして使える 2mm のうち 10% を 1.5 ヶ月で擦り減らした事になるので、15 ヶ月で使用限界って事だね。 自分は年間 4,000km チョイ走るから BB5 のパッドの寿命は距離にして 5,000km? リムブレーキシューよりは明らかに寿命が短そう。

というかこれアカンのちゃう?

 このまま擦り減っていったら減ってない箇所の出っ張りが引っ掛かってローター挟めなくなってまうよ↓

 左右で 1mm ずつの合計 2mm パッドが減ったらローターの厚み 2mm と同じくぼみが出来ることになる。 まさかコレが仕様とは思えないし、もしかして BB5 のポストマウントで 140mm ローター対応は嘘だった? それともこの怪し気な中華フォークの問題? どちらにしてもこの挟めない現象が発生したらパッドの削れてない部分をヤスリで削らにゃあきまへん。

※追記)やっぱり支え問題が発生した (リンク)。

という報告でした

 リムブレーキはシューの位置をそれなりにズラせるからちゃんとシュー全体でリムを挟ませるのは容易だけど、ディスクは自分の知る限りじゃパッドの位置調整が極めて困難だからこういうトラブルには手の打ちようが無いね…。 パッド全体でローターを挟むようにする為の残された手段はポストマウント台座かブレーキ本体を削るしかない。 でも流石にそれは…。 という訳でこのまま放置かな。 ヤバくなったらパッド削りましょ。

 そういえば 3 回レバーがスカスカになって 3 回クリアランス調整をしたけど、それでもパッドは 10% しか減ってない。 つまり 3.4% 減れば再調整必須って事で、機械式(メカニカルディスク)のクリアランス調整はシビアっぽいぜ。 クリアランス調整機構が左右で独立しててやりやすいからデメリットとは言えないけど。

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