ママチャリにカマキリハンドルで背もたれ感を高める2018-10

 後ろ乗り化を進めてより背もたれによる背中押され感を上げようとしたのが前回。 でもただサドルを後ろに下げただけじゃ効果は良く分からなかったんよ。 なので新たな対策を打ってみた。

お尻だけじゃなくて上体ごと後ろ荷重に

 前回の改造は、サドルを後ろに下げてお尻は後ろに下がったけど、ハンドル位置がそのままだったので上半身が前のめりに、言い換えるとお尻を後ろに突き出しただけだったんよ。 だから背もたれ効果をあまり感じなかったのでは! と推測して、上体ごと後ろに反るようにハンドルを高くて前に来るカマキリハンドルにしてみた。

↑これで背筋は垂直にピンと伸びた。 差が分かりやすいよう極端に差を付けた図は以下の通り↓

左が今回のカマハン化で、右がフラットハンドルに後ろ乗りの図。 カマハン化で背もたれへの密着度がアップしたね。

さあ走ってみよう

 背押され感はかなりアップした! ただ全体としての走りが向上したと言い切れないのは前回と同じ。 かなりの直立姿勢になるので体重を使った踏み下ろしペダリングがやりにくくなるし、立ち漕ぎで体を前に持っていこうとするとお腹がハンドルに取り付けた小物マウンターにぶつかって体を前に出せず立ち漕ぎの姿勢を維持しにくいし、仮にマウンターが無かったとしてもハンドルグリップ位置が手前だからやはり体を大きく前に出せず結局立ち漕ぎはしにくい。 前傾しないから上半身が楽になる代わりに瞬間的な大パワーを出せなくなる感じやね。

背もたれクッションは

 ダイソーで買ったクッションをビニール紐で結んで固定。 柔らかすぎない適度なクッション性が良い感じね。 4 つ折りで厚みがあるから 2 つ折りにして薄くするとかしてクッション位置の微調整も出来る。 何より安い。 コレが今の所の最適解。

小物マウンターは

 前に作ったやつの初期版は片側が下がって片側が上がり水平を保てなかったけど、今回はずり下がらないようにストッパー代わりのベルを両側に設置して水平を保つようにした。 重いものには耐えられないかもしれないけど、ライト・サイコン・スマホ程度であればバッチリやでな。

という感じでした

 背押され感アップという目的は見事に達成したものの、やっぱり直立姿勢(アップライトポジション)はペダルに体重を乗せられないから良し悪しやね…。 となると次なる目標は前傾時にも有効な背もたれの制作だ。 背もたれの角度を前に倒すだけだとお尻がスッポリ嵌って今度は背筋が伸ばせなくなるし、なにか考えてみまひょか。

更新情報
自転車弄り
旅・ツーリング
データ的な
独り言
問い合わせ
スマホ表示
…通信中…
旧デザインに戻す