Giant MCM カーボン MTB2015-02
いつものようにヤフオクを眺めていたら、以前 6 万円で落札されていた古いカーボンフレームのハードテイル MTB [Giant MCM] が即決 ¥18,000+税で放置されているのを発見! 6 万円のやつよりパーツのグレードが低いのに加えて送料が 2〜3 万円だから入札がなかったんだろうね。 でも直接取りに来ても良いということでサクッと落札! この値段ならもし気に入らなくても転売で元が取れるだろうし。
電車で 2 時間かけて取りに行ってみた
↑コレね。 バーエンドバーが妙に上を向いてたり、ブレーキが片効き状態だったり、サドルが尿道に激痛を生む溝のないやつだったり、これから 35km の距離を共にするにはちょっと厳しめ。
なのでまずは自分好みに調整しよう
とにかくアップライトな直立姿勢が好きなので、ステムを持参した
最初から付いていたステムのコラムクランプ部分が高かったんだろうね。 迂闊だったよ…。 でもこのままでも走れるので対策は打たず。
続いてサドルを交換
サドルも家から持ってきていたので交換しようとした所、何と↓反射板がジャマでサドルを外せないィ!
この反射板を外すにはプラスドライバーが必要なのにプラスドライバー持ってきてないよ! またまた迂闊だった!
仕方ないのでプラスドライバーを買おう
ブレーキの片効き調整にも必要だし 100円ショップでプラスドライバーを購入。
スマホで店の場所をチョチョイっと調べて ¥108 払うだけでプラスドライバーが手に入るなんて、世の中便利になったものだねぇ。
さあ今度こそサドル交換を!
↑ようやく反射板を外せる…。
↑サドルも外すよ。
↑溝付きサドルに交換完了! 快適!
ブレーキの片効きも調整
しようと思ってシューを見たら、何と上下が逆に取り付けられとりまんがな!
逆トーインにもなってるしどういうこっちゃねん。 なのでシューも一旦全部外して正しく取り付けし直した。 走る前からもう 30 分以上は調整してるよ…。
そんなこんなでようやく走り出す
サスペンションフォークが超快適! 初サスだけど、何だコレ縁石に乗り上げても「ガツン!」じゃなくて「コツン」くらいの振動しか来ないぞ!? 最初はタイヤの空気が抜けてるのかと思ったけどそんな事も無し。 まさかフロントサスがここまでの威力とは知らなんだよ…。
走りは特に問題なし。 というか、取り付けられていたボロボロのサイコンを見たらちょくちょく 30km/h とか出てた。 いやいやサス付きでタイヤも太いしビンディングも無しでこのスピードはおかしいな。 でも帰宅後にアレコレ調査したけどサイコンは壊れてないっぽい。 追い風だったのかな。 良く分かんないけど凄い!
帰宅中に
↑秋葉原でパシャリ。 ふと上を見たらビルの 3 階くらい(2階だった?)で窓の外からパンチラが見える位置の室内で恐らくメイドカフェのコスプレお姉ちゃんが踊ってた。 「パンツ見えてますよ」と教えに行こうかと思ったけど、気付かないハズもないし、見せていたのだろうね、多分。 いつからこんな下品な場所になってしまったんだ…。 唯の勘違いか、自分が知らなかっただけか…。
帰宅後に完全分解
このままで十分以上に走れることは分かったけど、フレーム単体の重量を知りたかったからね。
フレーム単体の重量は 1,275g。 Alero の 1,250g に比べてちょっとだけ重いね。 事前情報では 1,400g ってことだったけど、ヘッドパーツや V ブレーキ台座ボルトまで完全に外しきるとこの重量になった。 サイズは [CT:450 TT:550mm] と一般的な MTB サイズ。
タイヤを外す際に
スチールビード?だったのか、異様に硬くてタイヤが全然外れず、アルミのタイヤレバーを 1 本折ってしまった。 なのでニッパーでタイヤをぶった切って何とか外れた。 そこまでして外す必要があったのかという話だね…。
そんなこんなで
重量的にもジオメトリー的にもほぼ現行の Alero と同じなのでコイツに乗り換えるかと聞かれると微妙…。 カーボンの振動吸収性を体感できる敏感さがあったら乗り換えるかもしれないけど、そんなものは持ってない。 果たしてコレを使う日は来るのか! でも売るには勿体無い。 結局 2 万円をドブに捨てただけ? いや、サスペンションの威力を知ることが出来た! 貴重な経験! でした!