TR2 のヘッドパーツをカップアンドコーンに戻す?2024-10
低品質な黒リムを使っているせいでブレーキ時にガタガタする軽量ママチャリの TR2。 その問題はホイールを交換するからもう良いんやけど、この TR2 はヘッドパーツが怪しげな取り付け方をしているせいでフォーク自体もガクガクするんよね。 もしかしたらソッチを解消すればブレーキ時のガタも取れるのでは? と思ってアレコレしてみるぞい。
怪しげな取り付けの解説
1インチスレッド式なのに、最上段のロックナットがフォークコラムのネジ山に届かないので省いているんです。 アジャスタブルレース (上玉押し) を強めに締め込んで上からステムで押さえつける事で何とかやりくりしてた↓
でもブレーキ時にガクンとしてしまうんよね。 さてどうやって解決するかと言うと…
最初に考えたのはフォークの交換
コラムがもう 1cm 長いスレッドフォークを手に入れるか、いっそアヘッドフォークにしてヘッドパーツもアヘッドにすれば万事解決。 でもドチラもフォークを交換するのでかなりの出費になる。 長距離を走るメインバイクなら考えるけど、ご近所買い物用の TR2 にはソコまで金は掛けんのです。
カップアンドコーンに戻そう
ロックナットがネジ山に届かなかったのは交換したヘッドパーツがシールドベアリング式でスタックハイトが高くなってしまったから。 でも元から付いていたヤツは銀だしベアリングもサビサビだしボールリテーナーからベアリングがポロッと落ちていくつか行方不明だし、新たにカップアンドコーンの黒いヤツを買ったんよ↓
注文は Aliexpress の Enjoy Cycling Store にて ¥1,102 なり。 この額なら許容範囲内。
スタックハイトは
TR2 に最初から付いていた「銀のヤツ」と、怪しげな取り付けをした今付いている「シールドベアリングのヤツ」と「今回買ったヤツ」の3種全部測ってみた↓
上側 | 下側 | 合計 | |
---|---|---|---|
銀のヤツ | 15mm | 8mm | 23mm |
シールドベアリングのヤツ | 18mm | 12mm | 30mm |
今回買ったヤツ | 16mm | 9mm | 25mm |
ロックナットを省いた高さね。 ほんだら「銀のヤツ」より「今回買ったヤツ」は 2mm 高い! しかもこの計測は「上玉押し」と「ロックナット」の間に入る「座金」の 2mm を省いた数値。 同じカップアンドコーン式だから大丈夫だろうと思ったけど甘かったね…。 「シールドベアリングのヤツ」よりは 3mm 低いしイケるかもしれんけど、ヘッドパーツの付け替えという面倒な作業をやってみてダメだったらショックだし、どうしたものか。
結局締め増しで対応した
ヘッドパーツは交換せずそのままにして、アジャスタブルレース (上玉押し) をとにかく強く締め込んでガタを無くした。 カップアンドコーンだと強く締めるとアカンけど、シールドベアリングだから何とかなってくれるかと思って。 後は上玉押しの緩みを防ぐために上からステムを押し付けて固定で終了や。
ガタガタは?
おっとガタつかなくなった!? 何だ最初から上玉押しを猛烈に締めれば良かったんかー。 シールドベアリングの寿命は縮みそやけど、ひとまずコレで解決かな。
でした
相変わらずの怪しげな措置を継続です。 そうだ黒リムのブレーキガタは無くならなかった。 やっぱリムの問題やねコレ。 もうどうにもならないので以前の銀リムホイールに戻します。 短い間やったけど黒リムよサラバ!
そうだスプロケの錆を少し取ってみた。 あまり削ると変速性能に影響がありそうなので程々に。 というか車体に付けたままだと上手く取れまへんでな↓
そして記事のストックが切れる。 更新滞るかも。