Magic One MG-M MAGIC PAD 有効活用2024-10
前輪を外したせいで暫く走行不能だった TR2 の前輪を組み直して復活させたのが前回。 走ってみたら怪しげな中華リム PowerCircle を使っているせいで予想通りブレーキングでガクガクとビビりが発生してんな。 今回はその対策を打つぞい。
マジックパッド導入
こないだ使ったロックしにくくなると評判?のヤツね。 結果は、とても滑らかなブレーキになった! マジックパッドはビビリにも有効な事が確認された。
音鳴きも減らせるかも
TR2 とは別に所有するクロスバイクのグラビエはブレーキ面も黒塗装の Velocity A23 ↑を使っているけど、コイツは塗装の剥げ始めから剥げ切る直前までキーキー鳴くんよね。 色々対策して被害は減らしたけど全くは無くならず。 でもこないだシューをマジックパッドにしてから完全に鳴かなくなっていたんよ。 今回の PowerCircle リムも止まり際に一瞬「キッ」と鳴くのが無くなってるし、消音効果は恐らく有ると思われます。
クリアランス調整は難しくなった
シューとリムの隙間の調整が難しくなった。 この軽量リムでスポークを 36 本から 18 本と半分に間引いたから振れが取り切れないのもあるけど、そもそもシューが横長なせいでトーインが少しでも付くと簡単にリムに接触してしまう↓
だからメーカーは「取付けはリムに対して【ハ】の字ではなく【平行】に取付けて頂きますので面倒な調整があまり必要ありません。」と言っているんかな。 でもブレーキレバーを強く握ってシューをリムに押し付けている間にボルトを締め込む固定方法だと微妙にトーインか逆トーインが付いてしまう事があるから厄介なんよね。 解決策は、シューは軽くリムに当てた状態で固定ボルトも軽く締め、そしたらレバーを離してシューをリムから離し、最後に指でシューが回転しないように抑えながらボルトを締め込む。 コレでトーインを抑えられるぞ。
でした
TR2 の完全復活とマジックパッドの有用性に喜ぶ結果になりましたとさ。 そして何よりも! 内幅 26mm なのに 373g と異様なまでの軽さを誇るこの PowerCircle リムが普通に使えるようになる! まあシューで重くなるんやけどね…。 今まで使っていたシュー TEKTRO BR-TK-155 は 50g でマジックパッドが 103g なので片輪 53g の増量。 それでも選択肢が増えるのは善き! です!