エアロバー取り付けに必要な知識を2013-12
エアロバーにハマって何種類か試したんだけど、エアロバーをスルッと取り付けられるハンドルって意外に少ない! という訳で、ちょっと情報を整理してみることにする。
最重要はクランプ部分
最重要というかそれだけなんだけどね。 とにかくクランプ部分の幅が必要になる。
この「要 10cm 幅」というのは本当にギリギリの幅で、実際はもう少し広い方が良いし、左右のバーが連結したエアロバーはクランプ部分の調節が出来ないため、15cm くらいの幅が必要になる場合もある。 そしてこの要件を満たすハンドルが世界には少なすぎるの!
ステムクランプ部が狭かったら
細くなった握りのフラット部分に付けるしか無い訳です。
しかしエアロバーのクランプ部は大半が 31.8 であるため、ドロップハンドルでは 23.8 → 31.8 のスペーサーが必要になる訳ですが、それが全然見つからない! なもんで、ホームセンターで買った [外径:32] [内径:25] の塩ビパイプとリムテープを使って以下のように装着させた。
最初は全部リムテープでスペーサーを作ったものの、流石に柔らかいゴムだけでは全然固定力が足りなかったのでこのような形に落ち着く。 これもハンドル1周分だけだけどゴムを使っているので完全には固定できずながら、最低限の固定力は確保。 逆に考えると、走行中にバーの角度を調節できるという利点を手に入れたとも言える。
フラットバーの 22.2 なら、22.2→25.4 と 25.4→31.8 の2つのシムを使えばサクッと装着できるはず。
左右のバーが連結してたら
以下の図のようにどうしても斜めになっている箇所にエアロバーを取り付けなければいけない可能性がありんすな。
こういう場合は、ハンドルクランプ部分が 25.4 or 26.0 ならまた [内径:25] [外径:32] のパイプを使ってイケる! ステムは [外径:32] を挟める 31.8 のステムが必要。 ここで実践しとります。 25.4 なら多分長めの 1 インチカーボンコラムスペーサーでも代用できるはず。 というかソッチの方がピッタリなはず。
これで 100% ではないけど 70% 程度の固定力でエアロバーを装着できるよ! クランプ部が 25.4 のフラットバーは、1箇所切込みを入れてハンドルの端からスルスルとクランプ部まで突っ込めば良し。 クランプ部分はちょっと固いので力を込めて通す。 注意点は、パイプを外す時に切込み部分に手の肉を挟むと猛烈に痛い! 挟んでしまったらまたパイプをクランプ部に押し込んで切り込み箇所を広げて外そう! 26.0 のドロップハンドルは、2箇所切ってパイプを分離させないと通らない。 クランプ部にパイプをはめるのは 25.0 を 26.0 にはめるのでちょっとキツい。 両側から強く押しこむべし!
総括すると
エアロバーは左右のバーが分離するタイプが取り付けの自由度高し! ハンドルはクランプ部分の幅が広いやつを選ぶべし! 以上!