Park Tool TM-1 テンションメーター2015-09
これまでにいくつかのホイールを手組みしてきたけど、どうにもそれらのテンションを測りたくてしょうがない! でもテンションメーター高いし…。 なんて思ってたらヤフオクで ¥5,750 で落札出来た! Amazon で ¥7,200 だったから格安ではないけど確実にお買い得。 やたっ!
早速 36H で 30 本のやつを測ってみた
左の数値は TM-1 の目盛りの数値で、右がテンション kgf に換算した値。 仮組みでテンションが低いのは無視してもらうとして、一番下の平均値を見ると差は約 88:100 とかなり接近してる! 普通は大体 55:100 とか 60:100 くらいらしいので良い感じ! だけどやっぱり左が半分の 1:2 の 27 本にした方がこの 12:18 の 2:3 の 30 本より 100:100 に近づいてたかもしれない、というモヤモヤが残るッス。
左 | |
---|---|
15.0 | 43.0 |
18.0 | 58.0 |
16.0 | 48.0 |
16.5 | 50.5 |
14.5 | 40.5 |
21.0 | 77.0 |
16.5 | 50.5 |
15.5 | 45.5 |
16.5 | 50.5 |
16.0 | 48.0 |
16.5 | 50.5 |
17.0 | 53.0 |
16.6 | 51.3 |
右 | |
---|---|
18.0 | 58.0 |
15.0 | 43.0 |
17.5 | 55.5 |
21.5 | 81.5 |
15.5 | 45.5 |
18.5 | 60.5 |
19.5 | 66.5 |
17.5 | 55.5 |
18.0 | 58.0 |
17.0 | 53.0 |
16.0 | 48.0 |
19.0 | 63.0 |
19.5 | 66.5 |
20.0 | 70.0 |
17.0 | 53.0 |
17.5 | 55.5 |
16.5 | 50.5 |
19.5 | 66.5 |
17.9 | 58.3 |
なので 2:3 から 1:2 に組み直す!
左を恒例の 3 本組タンジェントにすると手元に余ってる右と同じスポークじゃ長すぎるので、これまた残り物のホシ 250mm 1.8mm でラジアルにした。 通し方向は
さてテンション差は
62.7:55.6 の 100:89 と左の方がテンション強くなっちゃった! 流石リアエンド 135mm の MTB ハブ。 MTB ハブは無理して 1:2 しなくて良いんだろうね。
左 | |
---|---|
18.0 | 58.0 |
15.0 | 58.0 |
16.0 | 64.0 |
15.0 | 58.0 |
15.0 | 58.0 |
17.0 | 70.0 |
16.0 | 64.0 |
15.5 | 61.0 |
16.0 | 64.0 |
16.5 | 67.0 |
15.8 | 62.7 |
右 | |
---|---|
20.0 | 70.0 |
18.0 | 58.0 |
18.0 | 58.0 |
19.0 | 63.0 |
16.0 | 48.0 |
16.0 | 48.0 |
18.5 | 60.5 |
19.0 | 63.0 |
15.0 | 44.0 |
16.5 | 51.0 |
17.5 | 55.5 |
19.0 | 63.0 |
17.5 | 55.5 |
19.0 | 63.0 |
15.0 | 44.0 |
18.0 | 58.0 |
19.0 | 63.0 |
12.5 | 35.0 |
17.4 | 55.6 |
スポークの太さが左 1.8mm の右 2.0mm と違うからあまりアテになる情報ではないケド…。
なので 2.0mm 同士で比較
右と同じ手元の余りスポーク 2.0mm の 261mm だと長すぎて今までの 3 本組じゃダメだったワケなので、2 箇所 7 本組と、2 箇所 5 本組と、あとは 1 箇所だけ 250mm のラジアル、の組み合わせて無理やり左も 2.0mm スポークでタンジェントをほぼ実現してみた。
そしたらテンション差は [100:87] とラジアルとあまり変わらずね。 一応僅かではあるけど右が 89 → 87 と弱まったので、つまり左が強まったので、2.0mm にしてテンションが高まったと言えなくもない。 でも他の剛性増加要因 [ブレース角の低下] [アヤを取る] があったり、低下要因 [スポークが長くなる] が複雑に絡み合ってるから、それらを紐解くのは自分には厳しいッス。 結論としては、スポークの太さは 1.8mm でも 2.0mm でもテンションに大きな差は出ない! 誤差の範囲内! としマス!
続いて超軽量ホイールを測るよ
前輪のスポーク
後輪は左右のテンション差がほぼ一致! スバラシ! TNI エボリューションライトでこの組み方は至高っぽい! 左の方がテンション高くなったカモ、とか書いたけど、問題無かったようね。 それにしても後ろはちょっとテンション低めだしもうチョイ締めようかしら。
前輪 | |
---|---|
14.0 | 118.0 |
12.5 | 102.0 |
2.5 | 40? |
9.0 | 73.0 |
14.0 | 118.0 |
9.5 | 76.5 |
5.0 | 53.0 |
12.0 | 97.0 |
10.0 | 80.0 |
7.0 | 62.0 |
11.5 | 92.5 |
9.0 | 73.0 |
5.5 | 55.0 |
11.5 | 92.5 |
14.0 | 118.0 |
8.5 | 70.0 |
9.0 | 73.0 |
11.0 | 88.0 |
9.0 | 73.0 |
10.5 | 84.0 |
11.0 | 88.0 |
10.0 | 80.0 |
7.5 | 64.5 |
8.0 | 67.0 |
9.6 | 82.5 |
後輪(左) | |
---|---|
19.0 | 85 |
17.0 | 70 |
15.5 | 61 |
17.5 | 73.5 |
17.5 | 73.5 |
17.0 | 70 |
18.0 | 77 |
16.5 | 67 |
17.3 | 72.1 |
後輪(右) | |
---|---|
17.0 | 70 |
19.0 | 85 |
18.0 | 77 |
17.0 | 70 |
18.5 | 81 |
17.0 | 70 |
16.0 | 64 |
19.0 | 85 |
18.5 | 81 |
15.0 | 58 |
17.5 | 73.5 |
19.5 | 89.5 |
15.0 | 58 |
17.0 | 70 |
19.0 | 85 |
16.5 | 61 |
17.5 | 73.6 |
Giant MCM 付属の重量級ホイールも
もう全部図るのは面倒なので数本だけ測ってみたところ、リアホイールの左が 100kgf くらいで、右が何と 170kgf くらい! 凄いなこんなにしてもリム割れないのね。 90kgf が限界の軽量リムとかもあるのに。
ひとしきり測り終わって
満足! というか疲れた…。 それにしてもこの TM-1 は測る度に微妙にテンション違っちゃうんだよね。 挟んだ後に衝撃が加わったりすると 15 が 14 や 13 になるとかは日常茶飯事。 あくまでザックリな目安と考えにゃアカンかな。 でした!