パニアバッグ用リアキャリアを自作 再挑戦!2016-12

 ホームセンターで買ってきたアルミパイプをパイプベンダーで曲げて自作したパニアバッグ用リアキャリアが耐久性テストで潰れてしまった! のがちょっと前の話。

↑右下のパイプを曲げた箇所が重みに耐えられず更に曲がって右下がりになってしまった…。 バッグがホイールに接触して巻き込まれるのを防ぐためにへの字に曲げたけど、コレはアカンかった。

なので設計を変えて作り直した

 強度向上を目指して後ろコの字パイプをストレートな奴にしただけね。 色は百均スプレー塗装をした昔の試作品の余りパイプを流用したからの黒。 重量は前回の 252g から 257g と増量。 後ろコの字パイプは短くなったけどシート側ダボ穴連結パイプを 2 本体制にした故の増量かね。

さてさて荷を積んでの耐久性テストは…

 前回同様 5kg の積み荷で走ったら、今回はパイプがひん曲がる事もなく 250km を耐え切った! 諦めなければ成功はその手に! 前回のは横方向にグニグニするとやや不安な柔らかさがあったけど、今回のは横方向の強さも向上。 イイネ!

バッグのホイール巻き込みは?

 起こってなーい! なんだよ最初からストレートパイプにしとけば良かったじゃんかよー。 と言ってもバッグが変形しにくい中身パンパン状態での結論だから、荷物スカスカで容易に変形する状態での安全は分からんよ。

※追記)荷物スカスカで走ったら速攻で巻き込まれた

バッグ下部固定フックを用意した

 安全ピンと取り外し可能な結束バンドで作った簡易的なものね。

 安全ピンの強度は低いだろうしキャリアにピッチリ密着させるだけのタイトさも無いけど、この程度でもバッグのバタつきはかなり抑えられるので、上記のホイール巻き込みを防ぐのにも役に立ちそう。 というか役に立ってたんだと思う。

そしてまたいろは坂タイムアタックへ

 荷積みモードと荷下ろしモードの 5kg の差を計りに。 前回は、荷積み 1 回目の疲労と、荷下ろし 2 回目の軽くなったことによるテンポ崩れで、1,2 回目共に 3min 30sec という同じタイムになってしまって差は確認できなかったけど、今回は、余力を残して登ることで疲労問題を軽減しつつ、2 回目は注意して漕ぎ出すことでテンポ崩れ問題も解決した。 さて結果は…

・荷物を積んでの 1 回目3min 42sec 12.2km/h
・荷物を外しての 2 回目3min 34sec 12.6km/h
 約 3.5% の差がついた! 5kg の違いでそれだけかー! [人体+車体=80kg] と [人体+車体+荷物=85kg] の差 6% よりも差が出てないよ! 対策を打ったとはいえどうしても残ってしまう疲労で 2 回目が多少不利になったと考えても、6% を大きく超える差は出なさそうね…。 やっぱり SPD から SPD-SL に履き替えた時の 10% 差のほうが大きいぜ。

テスト終了で荷物を降ろしたら

 前回同様平地でも体感レベルで走りが軽くなった感じがした! でも上記のテスト結果を見る限りじゃ大きな差は出ないはずなので、車体の左右の振りが軽くなるからそれで走りも軽くなったと勘違いしてるだけなのかもしれない。 いやでも超軽量ホイールの時は効果があったし、箇所によるんかね。 よう分からんやね。

バッグは一部破損

 上部にある 4 つのフックのうち 1 つが切れてしまった…。 いろは坂の頂上で外した荷物を再装着しようとした時に気付いた。 付近を探したら路上にフックの残骸が…。 まだ 3 つ残ってるから暫くは平気だろうけど、いずれはダメになるので何か別の固定方法を考えなアカンね。

そういった失望がありつつも

 リアキャリアに積む荷物が 5kg 以内なら市販の 600g 前後なリアキャリアを大幅に下回る超軽量 257g のリアキャリアが完成したぜー! 値段もパイプベンダー ¥1,280 と合わせても ¥3,000 チョイと程々なお値段。 という訳でサドルバッグを使えない超前乗りポジション難民の救済は完遂した! したんだよーっと!

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