GORIX テールライト付き湾曲サドル2021-08

 自分が使うサドルは超絶柔らかい planet bike p5000-1 A.R.S. ってやつ。 長距離走行用の 700c 車 Defy には尻痛対策にソレを履かせているけど、チョイ乗り用の折り畳み自転車 Tern Link A7 には性能度外視の余ってた適当なサドルを履かせとってん。 なので Link 用のサドルを調達してみた!

ソレが GORIX のヤツ

 チョイ乗りだからそこまで柔らかい必要は無いので p5000 の再調達はせず、別のを買ってみた。 楽天にて \3,450+送料なり。 実測重量は 423g とカタログ値 350g より大幅増。 もしかしてGRIX 信用ならない? 右上のは送料無料調節に買ったタイヤレバーね。 まだ使ってない。

商品名無し?

 型番の表記も見当たらないぞ? 前回の「サイクルチューブ」って名前よりも呼ぶ時困るじゃろーがい! ぷんぷん。

コレを選んだ理由は

 以前スパイダーサドルを使った時に、背もたれには遠く及ばないけど少しだけ踏み込み時の後ろ方向への反力を抑えてくれる感じがしたのですよ。 理論上はお尻がサドル上で後ろに滑らなければパワーロスは減る。 この現象がお尻がサドルの湾曲に引っ掛かっているからではないかと推測し、一番湾曲してそうに見えたコレを選びましてん。 スパイダーサドルはサドルカバーを掛けずに座ったらサクッとズボンに穴が開いたので対象外。 以前一瞬だけ使った SELLE にも湾曲サドルはあるけど、湾曲具合がゴリックスより緩やかだったので SELLE も選ばず。

ライト付きだけど

 サドルバッグで隠れるから自分の用途では必要が無いのよね。 ていうかボタン押してもライト付かないぞ? 電池が入ってない? マニュアルには電池交換方法の記載は一切無し。とはいえネジを外すだけなのは一目で分かるので電池の蓋を開けようとしたら、細いプラスドライバー (精密ドライバー?) が無いと蓋が開けられない! 確かどこかにあった筈だ…と家中を探したら見つかって事なきを得た。 そして蓋を外したらちゃんと電池は入っていた↓

 透明なシートを外したらライトが点いたのでそういう事ね。 漏電対策とかかな。 もしかしたら蓋を外さなくてもテープを引っ張れば取れるかもしれない。 しかしコレ細いプラスドライバーを車体に常備させておかないと出先で電池交換出来ないじゃないかい。 イマイチポイント発見。

使わないしライトは外そう

 そしたらこのライト、サドルレールを固定する役割も担っていた! ライトを外したらレールがブラブラしてしまうのでそっと元に戻した。 電池の蓋もそうだったけど、ネジは恐らく木ネジがプラスチックにネジ込まれていたので、一旦外して締め直した事でネジ穴が少しバカになってしまったかもしれない。 やっちまった…。 いやでも上から荷重をかける分にはライト部分の固定が無くても問題無いから外しても使えるっちゃ使えるか。 最終手段だけれどもね。 というかサドルという大きな体重が掛かる箇所でプラスチックにネジ止めって大丈夫かいな。 他のサドルもこうなんだろうか。 いやそれよりも電池交換の蓋もプラスチックに木ネジだから、電池交換で開け閉めを繰り返しているうちにガバガバになるかもしれない。

装着

走りましょうか

 やっぱりスパイダーサドルと同じく、いやそれよりもう少しだけ踏み込み時の後ろ方向への反力を抑えてくれる感触がある! ただサイコンに表示される時速に変化は見られず。 いろは坂タイムアタックで効果を計ろうかと思ったけど、そういえば Link で挑んだ事無いから比較対象が無いんよね。 というかもう 3 年くらいいろは坂には行ってない。 結論、湾曲サドルの反力殺し効果はありそうな気はするけど不透明!

尻痛は

 サドルに指を押し込んだ時の指の沈み具合は超柔らかサドル p5000 を 10 とすると、プラスチック剥き出しでクッションゼロのスパイダーサドルは 1 で、一般的なクロスバイク的サドルは 3 くらい。 そしてこのゴリックスも 3 くらいかな。 柔らかいって書かれていたけどまあ普通のサドルです。 自分的には固い。 やはり GORIX 信用ならずか…。

 ただ最長距離 20km 程度の検証でしかないけどレーパンを履けば長距離も何とかなりそう。 レーパン無しだと超柔らかサドルに慣れ切った自分には無理やね。 湾曲にお尻がスッポリ嵌まる感じなのでポジションをあまりズラせないのもイマイチ。

サドルバッグ装着

 ↑さっそくヒロエナジーサドルバッグを取り付けたら、おっとライト隠れないね。 でもコレは中身スカスカで垂れてる状態だからだと思うので、バスタオルを入れて膨らませたらやっぱり隠れた↓

 しかもバッグが暴れるとライト下部のスイッチを押してしまって勝手に点灯する。 全てのサドルバッグが使えないとは言わないけど基本的には使えないと思った方が良さそやね。 ライトが邪魔でそもそも取り付けられないサドルバッグもあるだろうし。 ボトルケージ台座増設なやつは確実に使えないと思う。

間違ってライトのボタンを押しやすい

 レビューにも書かれていたけど、後輪を持ち上げようとサドル後部を持ったタイミングでボタンを押してしまう。 ライトが点いた事に気付かずに走って電池を消耗しやすそう。

前後の調整幅が広い

 写真は左が p5000 で右がゴリックスの比較。今まで見てきた中で一番サドルレールの真っすぐな部分が長いんです。 コレイイネ。 座り位置がかなり限定されるのでコレくらい無いとダメとも言えるけど。

自分はサドルの後方に座る癖がある?

 このサドルのスイートスポットはいつも座っている位置よりかなり前に来る。 サドルの中心に座る感じだ。 コレってもしかして今まで自分が座っていた位置が後ろ過ぎたって事? だとするとサドルを前に出して前乗りをしたがっていたのはソレが原因かもしれない。 それともこのサドルが前に座る事を強制するだけ? 分からんやね。

評価は

 (ホシ1つ) となります! p5000 の代替にはならず…。 ライトを省いてもう少し軽量・低価格にしたり、より明確な反力殺し効果があったり、もっとフカフカの座り心地だったら評価は上がっていた事でしょう…。 です!

 ※追記)先端に座るには良いサドルかもしれない事が分かってきた! 先端の溝に我がゾウさんの付け根の盛り上がりがある程度収まるってくれる。 流石にレーパンパッド無しだと痛いし、パッド有りでも長時間の維持は難しいけど、パッド有りなら要所要所でサドルの先端に座って超前乗りでグリグリ踏める。 コレは良い点です。 よって評価は (ホシ1.5個) にアップ! ゾウさん付け根にも厚いパッドがあればより良くなるかもしれない。

 あともう一つ。 反力殺し効果はやはり余り無さそう。 後ろにズレたお尻が元の位置に勝手に戻ってくれるだけかもしれない。 ソレも無いよりは有った方が良いけどね。

超柔らかサドル p5000 のその後は

 ↑最初に買った個体。 ちょくちょくサドルの先端に座ってたせいで、先端のクッションが完全に剥がれてしまいつつ、金属部分も折れてしまった。 なので今は eBay で買った 2 代目を使用中。 Link 用にも再調達しようかな。

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