ミニタブレット用ホルダー 其の弐2024-02

 老眼対策に買った格安ミニタブレット iPlay 50 mini pro前回はコイツを「スマホ代わりに持ち歩く計画」のために自転車装着用ホルダーを作ったけど、最低限使えるレベルではあるものの角度の調整が出来ず使い勝手はイマイチだったんよね。 なので角度調節が出来るようにするぞい。

まずはエアロバーにブリッジを通す

 角度変更に必要な要素は単一丸パイプへの装着です。 唯一絶対な方法ではないけど最もオーソドックスな方法。 さて我がエアロアップハンドルにブリッジを通そうじゃないかい。 制作用に以下の部品を用意↓

 いつ何処で買ったかの記録は残ってないけど確か数百円と安かったので何となく買った SRAM のシフトレバー用クランプと、安いからとヤフオクで何となく落札したけど握りの角度が緩やか過ぎて自分の手には合わなかったプロファイルデザインのエクステンションバーと、ホームセンターで買ってきた M5x50mm ネジ。

ソレをこうする

↑シフタークランプにボルトを通してナットで締めて左右のバーに固定し、ソコにブリッジにするバーを添えて穴あけ箇所をマーキングし、マーキング箇所にドリルで穴を開け、スポッと差し込んだら…失敗↓

 ただでさえ穴を開けるのが難しい丸パイプに二箇所とも同じ位置・同じ角度でドリルを差し込むのは難し過ぎた…。 これボール盤が無いと無理なヤツでは? どうしましょか。

こうしよう

 下側の穴だけなら通せるので、ブリッジバー内にナットを差し込んで下側だけで留めてみた。 コレなら多少穴がズレていても大丈夫。 が、もうちょっと手前にしないとタブレットが手に当たりそうな位置にしてしまった。 でもナットをブリッジバーの左右から入れる関係でカットしてしまったので、もっと手前にするには長さが足りない。

ここで iPlay の罠を発見

 カメラの画質が妙に悪い事に気付いた。 どうにもピントが合わないというかブレるというか、とにかく鮮明な写真が全く撮れない。 タブレットを手で持たずにスタンドに置くなどして固定すれば鮮明になるので、手ぶれ補正的な機能が皆無な可能性がある。 この個体の不良なのか iPlay 全てがこうなのかは分からないけど、このせいで写真用に結局別のスマホも持たにゃならなず。 ならスマホだけでエエか、となりました。 iPlay 単体運用の夢敗れたり…。

もいっこ iPlay の罠

 Android 端末には「開発者オプション」を有効にすると設定できる「最小幅」という項目があります。 この数値を大きくすると文字や画像が小さくなる代わりに一画面に表示できる情報が増える、つまり拡縮率のような物です。 iPlay は初期値が 290px (ピクセル) で、ソレを何の気無しに 400px にしたら文字が小さくなり過ぎて老眼対策タブレットを買った意味が無くなってしまったので、元に戻そうとしたら 320px 以下に出来ない! 結局端末を初期化する羽目に…。 ほんの出来心だったんですよ…。 スマホでも試したけどやっぱり 320px 以下には出来なかった。 仕様って事やね。

結局以前のワンタッチスマホホルダーに戻す

 コレは iPlay で撮った写真ね。 文字がなければ見れなくもないけど、とにかくボケるです。 どんなに脇を締めて動かないようにしても鮮明に撮るのは自分には無理だった。

新ブリッジの使い勝手は

 ブルベマウントの時と比べて位置はかなり高くなり少し前にも出ので視線移動が減って善き。 エアロバーを握っている時は目からの距離も結構近くなって小さい字も見やすくなった。 手前のアップバーを握っている時は、そもそもの距離が遠いので多少位置が変わったトコロで見やすさはあまり変わらず。 重量は約 100g とブルベマウントの 88g より少し増量。

でした

 ここ暫く続けていたミニタブレットをスマホ代わりに持ち運ぶ計画は、劣悪なカメラ性能により頓挫、という予想外の展開に。 その辺は値段なりやね iPlay はん。 まあでも新ブリッジの方はマズマズなので実りは有ったと言えましょう。 iPlay は室内用端末として使おうかな。 です!

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