シングルスピード化2011-03
要はギアチェンジ出来ないってこと。 競輪選手はピストバイクというギアチェンジ無しでペダルを後ろに回すと後ろに進む自転車に乗っていて、多分それに憧れた一般人が使うようになったのでしょう。 結論から言うとギアチェンジ出来た方が良いよ。 ホントに。
で、何故そんなことをしようと思ったかというと、クロスバイク MINI AL-TR247 をブルホーンハンドルにしたことによって、今までのフラットバーに付いていたシフトレバーが取り付けられなくなってしまったから。(ブルホーンのハンドル部分の経は 23.8mm でフラットバーは 22.2mm) ブルホーンにも取り付けられるシフトレバーを買うのがスマートな解決方法なんだけど、MINI を買う前の購入候補にピストが入っていたこともあり、シングルギアに憧れてシフト機能を無くす方向で進めることにした。その前に乗っていたロードバイクのシフターが壊れてずっとギアチェンジ無しで乗っていたけどそれ程不自由していなかったし。 ちょっと軽くなるし。
まずはスプロケットを外そう
スプロケットってのは後輪にくっついてるギザギザの板(ギア)の集合体(右の写真)。 別に外さなくても良いんだけど軽量化も考えて必要ないギアを外すことにした。 ちなみにスプロケットには「ボスフリー」と「フリーハブ」ってのがある。 ボスフリーは古い規格でフリーハブは新しい規格。 新しいっつっても 2011 年現在のスポーツ車はほぼフリーハブだけどね。 外し方は「ボスフリー 外す 工具」とかで検索するといっぱい出てくるんでどうぞ夜露死苦! とにかく全体力を振り絞って緩めよう。
いらないギアを外してその穴を埋める
最初は左の写真のように水まわり用のゴムパッキンを使ったてスペースを埋めた。 ただ、これだとちょっとした衝撃でチェーンが左右に外れてしまう。 一応物凄くチェーンを引っ張ってビンビンにすれば外れないんだけど、チェーンが切れそうで怖かったので、100 円ショップで買ってきた耐震グッズみたいなやつのプラスチックを繰り抜いてチェーン外れを防いだ。
ゴムパッキン版
プラスチック版
チェーンを短くする
説明を省いたけど、リアディレイラー(右の写真)を外すとチェーンが物凄く余ってしまうので、それをチェーンカッターと呼ばれる工具を使って切って間引いでつなげなおさなきゃいけない。 片手でリンゴを握りつぶせる人ならチェーンカッターなくてもチェーンを外せるかもしれない。 細かいことは「自転車 チェーン 切る」とかで調べてちょ。
説明を省きまくったけどこんな感じでシングルスピード化が終了! 700g の軽量化と駆動部分の簡略化で速くなるかと思ったけど、明確に体感できる差は無かった。 速くなるにはなっただろうけどこれならギアはあった方が良いよなー。