ママチャリの後ろタイヤを交換2017-07

 事故で使えなくなったスーパーチャリに変わって奮闘中のママチャリで走っていたら、後輪から「ゴツゴツ」って妙な振動が来たんよ。 「おっとコレは何かトラブルだな自転車イジりの機会をゲットだぜウホッ」なんて呑気にほくそ笑んだのもつかの間、「スパンッ!」という音と共に一瞬で空気が無くなる見事なパンクが発生!

原因は

 単純にタイヤが削れて穴が空いていたっぽい。 溝が一切見えないくらいペラッペラで写真のような裂け目が何箇所も出来ていた。 そこからチューブが飛び出してゴツゴツしてしまったんだろうね。 5 年くらい使ってたしこら完璧に寿命だわさ…。

なら交換すれば良いっショ!

 なんて簡単に行かないのがママチャリの恐ろしさ。 一般的なスポーツサイクルに較べて増えるママチャリタイヤ交換のために必要な後輪外しの作業工程はと言うと…

と多岐に渡る! それでも挫けず作業を続けた結果、何とか後輪が外れた…。 何やかんやで 1 時間以上かかったよ…。

大変だったのは

 バンドブレーキのワイヤーのエンドキャップが引っかかって完全にワイヤーを引っこ抜けず、ワイヤーが届く範囲にしか後輪を車体から遠ざけられなかったこと。 キャップ外せば良いだけだけどそれすら面倒くさい!

大変だったのは 2

 スタンド・泥除け・リアキャリア・変速機?がリアハブにナットで固定されているため、後輪を外すと必然的にそれらが全て外れてしまうし、外れてしまったものは元に戻さにゃならん訳です。 面倒くさい!

大変だったのは 3

 ネジ類がスポーツ自転車で主に使われる六角キャップボルトじゃなくて六角ナットとプラスドライバーネジだったもんで、ナット用のレンチはナットの外側を掴むため六角キャップボルト用の六角レンチより狭い場所での作業がしにくく、プラスドライバーは気を抜くとネジ山を舐めてしまうので強い力で押しながら回さなアカンのやな。 面倒くさい!

↑左がスポーツ自転車的な六角キャップボルトと六角レンチで、右がママチャリ的なプラスドライバーネジと六角ナットにモンキースパナ。 サイズが違いすぎで作業性は段違い。

そして新タイヤに

 ドイト東久留米店で KENDA の刻印がある [株式会社トップ 27x1-3/8 タイヤ&チューブセット タイヤ:595g チューブ:190g ¥1,782] ってのを買ってきた。 早速コレに交換して後輪を元の状態に戻す地獄の作業を済ませて全行程完了。 諸々 3 時間はかかった! もう二度とやりたくない!

チューブは

 折角タイヤ・チューブのセットを買ったんだけど、結局元々のチューブをパッチで修理して再利用。 新チューブ 190g に対して元のチューブ 100g とカルカッタ市、じゃなくて軽かったし。

↑フィルムの剥がし始めにパッチが剥がれかけたので少しだけ浮いとります。

内装3段変速は

 今までは仕組がサッパリ分からないブラックボックスだったけど、今回の作業でその仕組みが分かった!

↑赤で囲んだリアハブシャフトから飛び出ている細い棒を奥に押し込むことで変速段数が切り替わるらしい。 なんだそんな単純な仕組みだったんかいな。 というかこの棒、気を抜くと完全に引っこ抜けてしまいそうなくらい飛び出てくる。 怖くて引っこ抜けなかったけど引っこ抜いてみたかった…ぜ!

更に衝撃的だったのが

 シフトワイヤーのハブ側にタイコがあった事↓

 シフター側は確認してないけどもし両方にタイコがあるとすると、張り終わったインナーワイヤーの長く余った分をカットするんじゃなくて、アウターケーブルの長さでインナーワイヤーの張りを調節するって事になる! 目からウロコ! 不便そうだけど!

という感じでした

 ママチャリのメンテナンス性の低さに辟易としながらも、内装変速の不思議に触れられる貴重な体験も出来た。 こうなると他の内装変速ハブも触ってみたくなる! です!

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