お尻の痛み解消2015-05

 自転車の宿命である尻痛(しりいた)。 座った瞬間に「こらムリだ」と感じるレベルの痛みから、10 時間走ると痛くなる、という「そらそうだろ」なレベルまで、程度の差こそあれほぼ誰もが避けて通れない道。 なのでそれの解消方法を考えてみちゃう。 「乗車姿勢(ポジション)>が出てない(合ってない)からだ」とか「尻の鍛えが足りない」なんて突き放すアドバイスは無しでね!

そもそも何でお尻が痛いの?

 細かい理由は知らんけど、大雑把に言ってお尻がサドルに圧迫されるからだろうね、多分。 真偽はどうあれそういう前提で話を進めるよ。

ふかふかソファーはお尻痛くならないよね

 柔らかいから表面が体にそって変形するし、面積自体もサドルと比べ物にならないから圧迫・痛みが分散されるんだと思う。 自転車は硬いサドルに一点集中だから辛いのだしょう。

ならサドルもふかふかにすれば良いじゃない

 ソファーと違ってそもそもの面積が狭いけど、それでも柔らかいサドルの方が圧迫は分散できる。 「硬いサドルの方が痛くない」って豪の者も居るけど、理論上は柔らかさが正義だし、自分は柔らかサドルで実際に痛みが弱まったよ。

ジェルパッド付きパンツ・サドルカバーもふかふか

 サドル・パンツ・カバーの全部を使うとお尻がグニグニ動いてちょっと漕ぎにくくなっちゃうけど、痛みという点では柔らかさジャスティス!

でもふかふかソファーだって痛くなるんだよ

 例えば 1 時間身じろぎもせずソファーに座ってれば、どんなふかふかソファーだってお尻は痛くなるよね。

そういう時はお尻をズラすんだ

 ソファーや椅子に長時間座る時、普通は無意識に姿勢を変えてお尻の圧迫箇所をズラしてるものなんよ。 皆そうやって我慢できない痛みを回避してるんじゃな。

それを自転車でやれば良いんだ!

 走ってる最中にチョコチョコ姿勢を変えてお尻とサドルの接触面を変えるのじゃよ。 ちなみにこのイラストは分り易いように極端に描いたので、ここまでドギツい腰の曲げを長時間続けると腰痛になっちゃうかもしれんので注意じゃな。

でも接触してる以上いずれは痛むし

 なので究極の尻痛解消術、お尻を浮かす! を実施するべきやね。 走行中にチョイチョイ立ち上がったり、一瞬で良いから片尻(かたしり)を浮かせたり、信号待ちの時は完全にサドルから降りたり。 これらを小マメにやるとやらないとでは大違い。 本当に。

こんな感じで尻痛対策終了!

 [サドルを柔らかく] と [姿勢を変える] と [お尻を浮かす] の三点セットね。 これで尻痛はかなり解消できるハズ。 残念ながら 100% の問題解決を約束する方法じゃないけど、それでも騙されたと思ってやってみいなはれや。 世界が少し変わって見えるハズ! でした!

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