ハニカムパンク途中結果2015-10
ハニカムパンクとは、チューブ側面に広範囲に発生した無数の穴から空気が漏れる現象であ〜る。 勝手に名付けますた。 今までこの件についていくつか憶測を書いてきたけど、発生から 2 年ほど経ったここいらで調べた結果を
※最終結果報告はコチラ!
どんな見た目?
↓こんな感じ。 ちょっとキモチワルイ。
空気の抜け具合は?
ある日自転車に乗ろうとすると空気が抜けてる。 で、空気を入れると暫くは走れる。 でもジリジリ空気が抜けてく。 で、半日くらいで完全に空。 みたいな感じ。 スローパンクっていうのかな!
発生間隔は?
最初はチューブ交換から 1 年くらい経った頃に発生し、その次が半年で、その次が 3 ヶ月で、その次が 1 ヶ月で、その次が 2 週間、みたいな感じで発生までの間隔が短くなっていったんよ。 にじり寄る恐怖。
とはいえ最後の方はチューブがタイヤに引っ付かないようにベビーパウダーを塗布したから起きたかもしれないので、もしそれで短期化したならベビーパウダー無しだと 3 ヶ月前後ってことになるかな。
パッチで直せる?
ハニカムはチューブ側面全体に発生するんだけど空気漏れは 1 箇所だけだからソコにパッチを貼るとひとまずは直るんだけど、1~2 日くらいでハニカムの別の場所から空気が抜け始めるので更にパッチを貼るとまた 1~2 日持つけど、の繰り返しね。 ひたすらパッチで塞ぎまくろうとした事もあったけど、8 個パッチを貼った所で諦めたんよ。 修理にかかる労力とパッチ代を考えるとね…。
原因はチューブ?
3 種類の銘柄を試して全てで発生したのでそれは無いッショ。 試したのは [MAXXIS ウルトラライト 26x1.0~1.25] と [Panaracer R'Air 26x1.0~1.25] と [Tioga ウルトラライト 26x1.0~1.25] の 3 つね。
じゃあホイール?
これも 2 種類試したけど、どちらでも発生したのでコレも無いっぽい。 試したのは [ヤフオク落札中古ホイール] と [手組み超軽量ホイール] の 2 種よ。
リムテープってことは無いよね
1 つの銘柄しか試してないのでコレが原因って可能性も無くは無いけど、側面パンクの原因が底面のリムテープってことは無いっショ。 同じ銘柄を再購入して交換したけど発生は収まらなかったので、リムテープの劣化で無いことだけは間違い無し。 使ったのは Tioga 製だけど銘柄は分からず。
ならタイヤ?
モノの中ではこれが一番可能性が高いと思う。 実際の発生箇所に接触してるし、チューブと違って複数の銘柄を試してないし。 タイヤ裏面のデコボコでチューブが削れるのカナ。 でも他のタイヤの裏面も見たけどそれ程手触りは変わらなかったので、イマイチ断言はしにくい。 これも同じ銘柄で新品に交換しても発生したので劣化が原因では無しよ。 使ったのは [パナレーサー Closer Plus 26x1.25]。
↑裏面のザラザラね。
使い方の問題は?
ひたすらなネット検索で何とか「空気圧の低い状態だとチューブがズレてタイヤと
でもそうなると空気圧 2bar 前後で常用する極太タイヤでもハニカム現象が起きてなきゃオカシイけど、そんな報告は見当たらなかった。 ママチャリでもそれなりに発生するハズだけどハニカムパンクは起こったこと無いし。 チューブが分厚いから?
何にしてもソモソモこの情報が正しいという
いずれにせよ何かしらの対策を
自分の性格からして空気圧はどうせテキトーに管理すると思うので、タイヤ内側のザラザラを覆い隠すようにビニールテープを貼る方向で対策してみた。 黒いから分かりにくいけど画像中央のタイヤが裏向きになってる箇所の左右のテカリがビニールテープね。 これで摩擦が減る! ハズ! そう思いたい!
重量は 5g くらい増えたっぽい。 5g 単位でしか量れないハカリだったので大体ね。 ビニールテープは使いかけを使ったから確かなことは言えないけど普通のやつ 1 つでタイヤ 2 本ぶんは足りると思う。
そんなこんなで総括を!
ひとまずはこのビニールテープ作戦で様子を見ることにするよ。 発生から 2 年経つけど色々な組み合わせを試していてかつ発生までの期間がそれなりにあるのでまだ原因は特定できず。 もっと言えば今回の結果が分かるのにまた数カ月待たなアカンやね…。 もどかしい! です!
※追記)最終結果が出た! ビニールテープは完璧ではないけどかなりパンクを防げた!