Bikeguy マルチホルダー2016-05

 [Bikeguy(バイクガイ) マルチホルダー ¥740 15g(短) 16(長)] ってのを Amazon のエアーズマックスってところで買ってみた! (短)(長)ってのは付属のマジックテープの長い方を装着した状態と短い方を装着した状態ね。

 もしこれがカタログ値通り耐荷重 6kg であるならば、工夫すればボトルケージやバッグが殆ど必要なくなる可能性を秘めている…ぞ!

最小対応サイズは?

 付属のマジックテープの短い方を使って外径 22.2mm のフラットハンドルに外径 26.3mm くらいの GENTS 閃 SG-355B ってライトが下限に近い。 もう少し小さくてもイケそうではあるけど。

 実践ではまずこんな取り付け方はしないんやけどな。

最大対応サイズは?

 付属の長い方のマジックテープでハンドルのステムクランプ径がオーバーサイズ 31.6mm な箇所に外径 75mm のツールボックスが限界近い感じ。

 あまり大きい物を装着すると赤色の四角い枠がマジックテープの広がる圧力で膨らんでまうんよ。 プラスチックっぽいので割れそう…。

最大サイズは広げられるんよ

 百均とかホームセンターとかで付属より長いマジックテープを買ってくれば良いだけやね。

 左が付属じゃない長いマジックテープ。 これで太めのダウンチューブに輪行袋を(くくりつけられた。 逆に言うと付属のテープじゃ太ダウンチューブに輪行袋は厳しめってことやよ。

耐荷重 6kg は本物か試してみよう

 身近にある装着できそうな物の中で一番重い 2,181g のディスクグラインダーを長い方のマジックテープでダウンチューブ下に(くくりつけて走ってみたけど、縁石に突っ込んだりウィリー的にホイールを持ち上げて地面に叩きつける動作を何回もやったけどズレることはなかった。 数百メートル程度のテストでしか無いから油断は禁物やけど、2kg は平気そうやね。 ただ振動で暴れたディスクグラインダーがぶつかって付いたと思われる傷がフレームにあった。 振動まで抑え切るのはそらムリか。

 取り付けられる形状で 6kg の物は手元になかったんで検証はここまで。 無念。

さて何を装着する?

 ツールボトルをコレで装着するとボトルケージと取り付けボルトが不要になるので最低でも 10g は軽量化になるし、装着位置も自由自在なので用途としてはピッタリ。 他にも輪行袋・空気入れ・予備チューブ・予備タイヤあたりは定番として、ポケッタブルなウインドブレーカー・カッパ・リュックサックなんかも突発的な事態への対応力がアップするんでオススメ。 特にポケッタブルリュックは出先での買い物の自由度が大幅上昇! バラバラな小物も百均の巾着袋とかに入れれば装着できるので可能性は程々に無限大!

装着に適さない物は

 脱着の度にマジックテープを剥がさにゃならんのでドリンクボトルのような頻繁に外す物は向いてないやね。 予備ボトルかハイドレーション的にストローでチューチュー吸うなら平気やけどな。

何処に装着する?

 トップチューブ・ダウンチューブが大物も取り付けられて安定。 フロントフォーク・チェーンステー・シートステーは振動によるズレでホイールへの巻き込みが怖いので、フォークは外側、チェーン・シートステーは下側限定で小物限定やね。 サドルを前に出しているならシートポストの前側とかも穴場。 ステムが長ければステムにも。 軽量化のためにボトルケージの所にケージを付けずにコレを使うのもアリ。

注意点は

 中心の四角い部分は幅があって高さがないのでフレームに沿って張られたワイヤーに干渉しやすい。 上記のディスクグラインダーを装着した時はダウンチューブの下側に装着させたのでシフトワイヤーに軽く接触してた。 変速の調子は特におかしくはならなかったけど、もしかしたら不調の原因になるやもしれんので注意やね。

さて評価は

 耐久性は未知数なので評価項目から除外すると、お手頃価格の軽量な小物なのにやや無限大の可能性を手に入れられるので文句無しに (ホシ3つ)! 誰もが 2 つくらい持っておくと良いレベルやね! なんやね!

更新情報
自転車弄り
旅・ツーリング
データ的な
独り言
問い合わせ
スマホ表示
…通信中…
旧デザインに戻す