Tern Link A7 分解2021-01

 こないだ買った折りたたみ自転車 Tern Link A7 を全バラしますよー。 自転車を買ったらやらずにはいられない性癖。 パーツ一つ一つの重量とか細かいスペックをメーカーが公開しといてくれれば (それが正確なら) こんな事しないんだけど。

真っ先にボトムブラケットだZ

 以前買った折りたたみ自転車のボトムブラケットの固着の事もあるし、最初にココを攻めましょう。 ペダル・クランクを外して BB を確認↓

ま・た・お前かー! 前回固着で外れなかったのと同じタイプの BB だ。 フックレンチで外すやつ。 折りたたみ自転車はコレ使わにゃアカン決まりでもあるん?

さてどうしよう

 前回はショボいフックレンチを買ってコレを外そうとしたけど角を舐めて断念。 なので今回はもっとちゃんとした工具を買おうかと思って右側も見たら↓

何やら形が違うぞ? どうやらこの BB は左右で違う工具が必要らしい。 うーん…お店に頼もう。 工具を揃えると ¥3,500 くらいかかりそうだったのも背中を押した。 屈辱。

4 店舗で工賃を聞いた

 街の自転車屋は「工具が無い」とのこと。 サイクルベースあさひは「BB 外しだけの工賃は設定していないが ¥1,500〜¥2,000 くらい。 現物を持ってきたら確定させる」とのこと。 サイクルスポットは三千円オーバーだったか二千円台後半だったか忘れたけどそれくらい。 イオンサイクルは ¥2,100 + 消費税。 街の自転車屋には聞いてないけど、他の 3 店舗は何処も外れなかったら工賃不要。 結果、店内の店員の人数が一番多かったから技術力の高い店員がいる可能性が一番高いだろうと思ってあさひを選択。

Link を持って行こう

 余計な工賃を掛けないよう家でクランクを外しておき、サドルを下げてキックバイクの要領で地面を蹴って走った。 でもコレだと頑張っても時速 15km/h しか出せず、普通に蹴ると 10km/h ソコソコ。 足裏の引き足用の筋肉しか使えないからパワーが出ないのです。 ライダー乗りみたいに前のめりになって足を後ろに伸ばすように地面を蹴るとフトモモ前側の筋肉を使えるには使えたけど、蹴りにくいしハンドルも握りにくいし股間が潰れるし、結局最初の方法で地面を引っ掻くように蹴りながらハムストリングを酷使してあさひへ向かった。

↑写真は BB 外し後ね。 そう、外れたのです。

到着

 あさひまで 10 分チョイ。 作業は殆ど見てなかったから実際のトコロは分からないけど、そんなに苦労せず外せたっぽい。 さすがプロやね。 というかコレなら自分でやっても良かったかな。 なんて後から言っても虚しいだけか。 前回の固着が頭をよぎって怖じ気付いてしまった。 料金は ¥1,500 だったので、工具代を考えると 2 回までは頼んだ方が安い。 でも店が遠いなら工具を通販する選択も有りなレベルかな。

↑BB 外れてスッキリー。

さあ心置きなくバラすぞ

 ホレホレー。 細かいスペックはコッチに書いたのでソレを見てもらうとして、キモのフレーム重量は 2.45kg と 26HE 折りたたみの Cadenza(カデンザ) より軽かった。 でもフォークとハンドルポストの合計が 1.7kg と大変な事になってる。 軽量化を考えるならココを如何(いか)に軽くするかがキモやね。

フォークコラム長が微妙

 替えフォークを探したらコラム長が DAHON 用の 111mm と 123mm を AliExpress で見つけた程度。 コラム長が 130mm の Link は代替品が無い。 一応 Tern 用と銘打つアルミフォークは国内で見つけたけど、値段が 1.7 万円と高額でコラム長も肩下も記載無し。 カスタムベースとしては DAHON ROUTE の方が優秀そやね。 失敗したかな…。 ブレーキが V じゃないし肩下も変わって良ければ同じく Ali でコラムが 40cm とかの長いやつはあったから、本気で軽量化を目指すならソレのコラムをカットするしか無さそう。

でした

 フレーム・ヘッドパーツ・フォーク・ハンドルポストのいわゆるフレームセット重量は 4kg 強。 アルミフレーム・カーボンフォークのロードバイクが 2kg くらいだから圧倒的な重さだ…。 車体全体で見ても 12kg に対しての 10kg と小さくない差。 コレを目の当たりにすると何だかんだで軽いロードの方が輪行は楽って意見も頷ける。 折りたたみ自転車は折りたたみ機構によるサイズの小ささをどう活かすかがキモになりそうだZ!

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