バーエンドバーを延長する2023-06

 自分の使うエアロアップハンドルの手前側のバーは、バーエンドバーにアルミパイプをぶっ刺して延長したヤツです。 ただ加工当時に手元にあったパイプの残りが短かったせいで一番効くブレーキレバーの末端を握るのにはちょっと足りず。 今回はソレを更に延長するぞい。

まずは外す

 スポークを切って作った脱落防止のピンを引っこ抜いてからアルミパイプをペンチで引っ張ってみたけど…全く抜けない! 微動だにしない。 固着しちゃったんかな。 オレンジ色は外形 22.2mm 対応のバーグリップがすっぽ抜けないように外形 20mm パイプをビニールテープで厚盛りしたもの。

ラスペネ作戦

 裏から表からラスペネを吹いて暫く放置した後でバーエンドバーを下向きにして摘んだペンチに体重を掛けたりグリグリ捻ったりしたら…外れた! 同型バーエンドバーがもうワンセット有るし一時は諦めようと思ったけど何とかなった…。

ラスペネは浸透せり?

 黒ずんでいるのでオイルが浸透していたのでしょう。 多分。

短くてかわいいバー

 アルミパイプを外したらこんなんなりましたー。 元々長くはないバーエンドバーにブレーキレバーを付けてるからちっちゃくてカワイイね。

延長用パイプは

 外形:20mm / 内径:18mm / 肉厚:1mm / 外形 20mm の泰豊トレーデイングのアルミパイプ 1m をヨドバシにて ¥849。 「泰豊」って何て読むのかと思って調べたけど公式ページには全く記載が無い! 「泰豊 読み方」で検索したら「やすとよ」ってのが主だったけど確信には至れない他の選択肢も存在。 日本語の危うさよ。 それはともかく、今回の無名のバーエンドバーには外形 20mm パイプがピッタリ嵌まるのです。 むしろ外れなかったし。

パイプカッターで切断

 今までの延長パイプは 7cm だったけど今回のは 10cm と 3cm 延長。 長過ぎるとハンドルを切ったときに体に当たりやすくなるし、1m パイプだから失敗しても 80cm 残るし、大幅な延長はせずです。

パイプカッターは良し悪し

 何故かって切断面の内と外両方が盛り上がってしまうからね↓

 パイプカッターにもよるのかな。 でも昔持ってたのと今回のパイプカッター両方でこうなるのでそういうモノなのかもしれない。 そのせいでヤスリで切断面を整える手間が掛かるなら金鋸(かなのこ)切断で良いかも。 今回のように 1mm 厚の薄めなアルミパイプならすぐ切れるだろうし。 金鋸は金鋸で切断面が斜めになるリスクがあるのだけれどもね。

パイプ差し込み

 キツくて入らないー! のでショックレスハンマーでぶち込んだ。 ガタの欠片もないピッタリ具合で正に圧入。 以前に差し込んだ時はこんなにキツくなかったんだけどな。 変形した?

脱落防止ピン差し込み穴を開ける

 もはや腕力では全く外れないので必要無いとは思うけど、どこかにぶつけて逆に奥に入り込んでしまうのを防ぐ為にはあった方が良いと判断して穴空け。 元々空いていた穴にドリルを打ち込むドリドリと! ピンは 2mm スポークなのでドリルも 2mm で。

ピンを差し込む

 最初の片側はスポッと入ったけど反対側の穴から出すのが難しかった。 前回がどうだったか覚えてない。

完成!

 グリップを差し込んでね。 コレで最も力が伝わるブレーキレバーの末端に力を込めやすくなった。 ただチョット延長が過ぎたかな? 小指を差っ引いてもまだ 1.5cm くらい余ってる。 まあでもハンドルを回した時に延長パイプが体に、いや腰に当たる事は無かった。 というかそこまでハンドルを回す事も無かったし、暫くコレで走って問題があったらカットするなりもう少し奥に押し込むなりの事後対応をしよか。

でした

 元々長いバーエンドバーがあればこんな事しなくても良いんやけど、手持ちで一番長いのは HINOTAMA design のグリップ部分 106mm が最長。 握るだけならソレで十分ながら、ブレーキレバーも設置すると握りが足りなくなるんよね。 今回のグリップ部分の約 15cm はチョイ長いけど。 バーエンドバー自体がこんな用途を想定していないだろうから仕方ない事やけど、長い分にはカットできるし余裕を持たせて欲しいものやね。 SCOTT エアロバー (画像) を短く切って使うのも気が引ける。 重量が嵩むしレバー位置もクランプ部の出っ張りぶん手前にせざるを得ないし。 そのうち何か別の方法を編み出したいものやね。 です!

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