650c カーボンフレーム LATIDO Ai-262013-11

 最近 MTB 用の 26HE という規格に興味を持ってホイールだけ手に入れていて、最初は DAHON の Espresso という折りたたみ自転車でそのホイールを活かそうと思っていたものの、ふとヤフオクで見つけた 650c 用カーボンフレームの LATIDO Ai-26 ってやつを落札してしまった! もっと高値に釣り上がるかと思って何となく入札したら通ってしまった 3 万円!

重量は

 フレーム + ヘッドパーツ + シートクランプ(フレーム一体型) が 1.35kg くらいで、フォークは 565g だから、合計で 1.9kg くらいか。 最近の 700c カーボンフレームには及ばないけど、一般的なアルミ + カーボンフォークに比べるとちょっと軽いね。

何か問題あった?

 シートポスト径が 26.8mm というマイナー規格だったので選択肢が少ないのがネック。 あとホイールを嵌めようとしてから気付いたんだけど、リアエンド幅が MTB ホイールの 135mm より狭い 130mm だった! スッカリ忘れてた! でも「クイッ」とちょっと広げただけでスッポリ嵌った。

何で 26HE なのに 650c なのかって?

 なんと 650c のフレームはロングアーチキャリパーブレーキを使うことで 26HE に対応できるらしいのだ! タイヤが太すぎるとアレだけど、計算上は幅 1.4 (35mm) くらいまでいけそうだったので、早速 1.25 (32mm) のタイヤ履かせてみたら… ヤバいフロントフォークに擦りそう! 幸いタイヤの幅がカタログ値の 32mm ではなく実測で 29.5mm くらいだったから入ったものの、もしカタログ値通りだったらと思うと…

ブレーキは効く?

 MINI AL-TR247 に最初から付いていた低グレードなロングアーチキャリパーブレーキと Tiagra ブレーキに付いてきたシューを使ってみたところ、V ブレーキに比べると劇的に効かない! V ブレーキは中の上くらいの力でブレーキレバーを握れば「ガツン!」とロックするのに、このキャリパーは全力で握り締めてもロックせずに「シュルシュルシュル」とホイールはしばらく回り続ける。 これは何とかせねば! ということでシューを Ultegra に交換してみた。 そしたらソコソコな効き具合になった! シュー交換だけでこれ程の効果があるとは、良い買い物をした! V ブレーキのほうが効くことには変わりないんだけど…

 シューがグレーになったのでブレーキ本体のシルバーにあまり合ってない気がする。 制動力はカートリッジ式になったから強くなったのかな。 シューの向きはこれで良いのか!

走りはどうよ

 タイヤが 700c の 26mm 幅から 26HE の 29.5mm 幅になった訳で、直径が若干小さくなった替わりにタイヤ幅が若干太くなったんだけど、重量も殆ど変化してないせいか違いは全く分からん! ま、そんなもんです。 一つ明確に変わったのは、トップチューブ長が ESCAPE R3 より 4cm くらい短くなったのでハンドルが手前に来すぎて窮屈! ドロップハンドル用のフレームはトップチューブ長が短いのね。

総評としては

 26HE 規格はディスクブレーキ & サスペンション全盛なので、あまり太いタイヤを履かせないのであれば、数少ない [リムブレーキ対応] で [フルリジッド] な [26HE] のフレームとして 650c フレームを使うのはアリな選択肢! なんだけど、そもそも高性能なリムブレーキ対応の 26HE ホイール自体が殆ど手に入らないので、今回のように事前にホイールを確保できていない場合は素直に 700c にしとけ、です!

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