チェーン外れ2011-09

　ホイール変えたりスプロケット変えたりクランク変えたりしてたらすぐチェーンが外れるようになってしまった！ スプロケットのいちばん内側、つまり１速に入れるとサクサク外れてしまうので、どうもフロントのチェーンリングが外側に行き過ぎていたのが理由っぽい。 そんな訳でいつものように色々と手を施してみることにする。

　今回のチェーン外れを図にすると右のような感じ。 自転車を真上から見た図。 ボトムブラケットの軸が長すぎてフロントのチェーンリングが外側に出すぎてしまっているため、スプロケットの内側を使うとチェーンが斜めになりすぎてしまう。 この状態でペダルを漕ぐといともたやすくチェーンがチェーンリングの内側に落ちてしまうのだ！

フロントディレイラーでチェーン外れを防ぐ

　昔乗っていたフロント多段自転車でギアを片側に寄せるとチェーンがフロントディレイラーとこすれてカリカリ鳴っていたのを思い出した。 これがもしチェーン外れを防いでいる音であれば！ という訳でサイクリー板橋店で数百円の中古フロントディレイラーを買ってきて取り付けてみた。 そしたら見事カリカリとチェーン外れを防ぐことが出来た！ と思ったら、クランクを逆回転させるとスコンと外れる。 チェーン外れはチェーンのチェーンリング進入口から起こるもので、フロントディレイラーで防げるのは上側のみ。 でもペダルを逆回転させるとチェーンはチェーンリングの下から入ってくるのでそっちを防げなかった！ これじゃダメだ！ 別の方法を試そう！

　ちなみに写真のフロントディレイラーは、取り付けや取り外しの度にチェーンを切るのが大変なので、フロントディレイラー側をワイヤーカッターでぶった切ったもの。

ボトムブラケットの軸を短くする

　やはりもっと根本的な解決を図ろう。 そう、ボトムブラケットの軸を短くすれば良いのだ！ といってもノコギリで切断するとかではなく、タマにはマトモにパーツ交換で対応することにする。 最初から付いていた BB は「CHIN HAUR CH51-68 122L」と書かれていたので 122mm だろう。 かなり長めの軸長だ。 対して新たにヤフオクで「RPM(FSA) BB-7420 68-110.5mm」を 1,200 円で落札！ 新品で買うと送料含めて 2,500 円くらいなので半値くらいで買えた感じ。

　そんなこんなでこいつに交換したらフロントディレイラー無しでも全くチェーンが外れなくなった！ なんて解決感！ 爽快！ BB を変えるとペダルが軽くなる場合があるという情報をネットで得てはいたものの、今回はちょっと重くなったような感じがした。 気のせいかな。 ともあれ、チェーンが外れないようビクビクしながらペダルを漕ぐことと比べたらなんてことないぜ！