ヒロエナジー ツーリングサドルバッグ2017-04

 前回はサドル超前出しでサドルバッグ装着できない問題() を解決したので、そこに装着させる新たなサドルバッグを買ってみた! それが [ヒロエナジー ツーリングサドルバッグ SL-5050BK 6~12L 269g(垂れ下がり防止ストラップ除く実測) 13g(ストラップ) ¥2,914] を Amazon にて!

コレを選んだ理由は

 同種の超大型サドルバッグの中では、標準的な容量を持ちつつ、軽めで、圧倒的な低価格! と非の打ち所のないスペックだったから。 数字上はね。

サイズ的には

 なるべくコンパクトにした状態でこんな感じ。 これで大体 [輪行袋] [ウィンドブレーカー] に [予備タイヤ] [予備チューブ 2 本] が入るくらい。

最大に詰め込んでみたら

 オルトリーブサドルバッグ L だと 7 枚入った T シャツがコレには 12 枚と 1.7 倍チョイ入ったので、オルトリーブの容量はカタログ値は 2.7L だけど実際には 5L チョイ入るらしいから、そこから計算するとヒロエナジーは上限 9L くらいとなりますな。 適当な計算ではあるけどカタログ値の 12L は無さそうやし "超大容量" には一歩届かないね…。

生地は薄め

 防水加工がなされているオルトリーブと比べると 2/3 くらいの薄さに感じる。 まあでもよっぽど重くて尖った物を入れない限りは問題無いでしょう。 シートポストに接触する根本のあたりは壁で固くなっているので強そう。

荷物の出し入れはちょっと手間

 垂れ下がらないようにサドルレール引っ掛けストラップを強く締めにゃアカンので、荷物を出し入れする時にストラップを緩めたり締めたりする手間がかかるんよ。

手で揺すってみたら

 服を詰めてバッグをパンパン状態にして手で揺すってみたら結構ユッサユッサ揺れてる! これで走っても平気なのかー! という動画↓

とにもかくにも走ってみたら

 服詰めパンパン状態で走行中に後ろを向いたらバッグの影が揺れてたからユッサユッサしてるのは間違い無さそやけど、車体が持っていかれる感じは全く無い。 上り坂で立ち漕ぎ(ダンシング)しても揺れは感じない。 唯一感じたのは、平地でダンシング気味に軽くお尻を浮かせて体や車体を左右に振りながら時速 35km/h とかで走った時。 揺れるというよりは後輪がグリッとブレる感じがした。 オルトリーブでも感じたことのあるブレだけど、中身パンパン状態のヒロエナジーの方がブレやすい気はする。

 結論としては、鈍感な自分には服の重さ程度なら揺れはほぼ感じなかった! 高速走行中に出会う揺れは初めはギョッとするけど、来ると分かっていれば大きく動揺することも無いし、走りに悪影響があるってデータも今の所無いから無視して走れば良いので、実用上の問題は無しとします! 中身が少なければ尚更問題無し!

跨ぎにくいのは間違いない

 中身パンパン伸び切り状態だと、乗る時はバッグが見えてるから意識していつもより足を高く上げて跨ぐけど、降りる時はバッグが背後で見えないからバッグがある事を忘れていつも通りの足の高さで跨ごうとして引っ掛かることが何回かあった。 しかもサドルレール増設改造で位置が少し低いこの状態(写真) でも引っかかったので、本来の高さなら "何回か" じゃなくて "何回も" 引っ掛かる気がする。 跨げない高さじゃないから慣れれば引っ掛けなくなるとは思うけど、もうテストを終えてパンパン状態は解消したので今後も慣れることは無いでしょう…。

上部のジッパーポケットは

 小さすぎて大したものは入らないけど、小型の工具とかを入れるには丁度良さそうね。 とりあえず使ってない垂れ下がり防止ストラップを入れとります。

評価は!

 オルトリーブサドルバッグ L と比べて容量 1.7 倍なのに軽くて安いというメリットと、思ってたより容量が少なかったり荷物の出し入れが手間だったり中身パンパンだと走り方によっては揺れを感じたり跨ぎにくかったりというデメリット、それらをひっくるめた評価は (ホシ2.5個)! 小粒のデメリットを大粒のメリットが凌駕した!

 でも荷物パンパン状態では 100km チョイしか走ってないので、今後バッグの揺れが走りに悪影響を与えるというデータが出たりしたら評価は落ちます! 油断は禁物! デス!

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