GIANT GRAVIER 前フォーク再々交換2024-06

 現在のメインバイクたる Giant Gravier。 フォークには 26HE 用を使い、650b ホイールに合わせるためシューの位置を上に上げられる V ブレーキで運用しております。 ただこのフォークが 800g と重くて、なので 378g と軽量な 700c フルカーボンフォークに交換するぞい。

以前もやった交換だけど

 この時ね。 その時はブレーキの鳴きが凄まじかったので元の重いフォークに戻したけど、鳴きはリムのブレーキ面が黒塗装のリム「Velocity A23」固有の現象と思っていて、度重なるブレーキで塗装もほぼ剥げたし鳴かなくなったかまた試してみたくなったのです。

フォーク交換完了

 いつも始める前は「すぐ終わるっショ」って思うんだけど、やり始めると何だかんだで1時間以上掛かるんよね。 前回との違いはヘッドパーツをノーグリスにした事。 フォークを抜く度にヘッドパーツに塗ったグリスでベタベタするのが嫌だったから。 そしたら上部のシールがパカパカする↓

 部品が足りないのかと辺りを見回したけど何も見つからず。 グリスを考慮した隙間があるんやろか。 そりゃ全く隙間がなけりゃハンドリングが重くなって大変だろうけど、ここまでパカパカするもんかね。 なのでグリスを入れようかと思ったけど、今回はベタベタ回避のためこのまま運用です。

ブレーキの効きはどう?

 早速走ってみたら、ちょっとばかし、というか絶望的に効きが弱い! ブレーキがアーチレングス 72mm くらいの超ロングアーチキャリパーブレーキ XMFOX なのに、ブレーキレバーが普通のキャリパーブレーキ用でワイヤー引き量が多すぎるのです。 でも前やった時は鳴く代わりに十分に効いたんだけどなあ。 ブレーキ面の黒が剥がれたから?

ブレーキシューを交換

 「XMFOX 付属シュー」→「シマノカートリッジ」→「スイスストップの青シュー FLASH PRO BXP」の流れで変えたら、XMFOX は絶望的な効きで、シマノカートリッジは少し改善したけどまだ全然で、スイスストップで何とか許容範囲内に。

効きの詳細

 ブレーキワイヤーがブレーキ本体に直結するエアロバーの先端レバーはギューッと握れば効くけど、手前バーのケーブルスプリッターを噛ました方は絶望的に効かない。 手前バーを握る直立姿勢時は後ろブレーキで頑張ろう。

鳴きは出た?

 ブレーキ面の黒塗装がほぼ剥がれてくれたからか、今回は全く鳴く事は無し。 やっぱりプラズマ電解酸化皮膜(PEO) じゃないと黒塗装はアカン。 PEO リム復活しないかなあ。

でした

 ケーブルスプリッターを使いさえしなければ、超ロングアーチキャリパーブレーキの XMFOX とスイスストップシューで 700c リムブレーキロードバイクにも 650x32b は問題無く使える! という事例でした。 タイヤ幅 25mm くらいまでしか履けないロードフレームに 32mm のタイヤを履かせたい人へ新たな選択肢を! ハンドルを切った時につま先が前輪に当たらなくなるオマケ付きだぞ!

 ただ車高が 1.2cm くらい下がるからペダルが地面に接触しやすくなるし、タイヤやリムブレーキ対応 650b ホイールの選択肢も殆ど無いし、STI に代表されるドロップハンドル用ブレーキレバーでの効きは保証できないけど…。 です!

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