磁力発電テールライト2022-01
何となく AliExpress の Balight Outdoor Store にて磁力発電のテールライトを買ってみた。 2 個で送料含めて ¥1,551 なり。 今回はソレのレビューをば。
安定の箱潰れ
Ali 品質やね。 ま、そんな事は気にせんです。
中身は
無事だった。 重量は 55g なり。 磁石をコレ以上近付けるとバチンとくっ付いてしまうのでこんなに離しとります。 しかし結構な吸引力なので走行抵抗になるんちゃうかな。 あと多分シートステーの左側に付ける事を想定したヤツっぽい。 左ハンドル文化の産物やろか。 でもひっくり返せば問題無し。
動作を動画に撮ってみた
磁力が強くて磁石が本体に引っ付かないようにかすらせるのにチョットだけ苦労した。 点滅間隔は速く走ってる方が高頻度になるので、コイツの光り方を見るだけである程度の時速を推測できる訳です。 疑似スピードセンサー。 そんな事後続者は知らんやろけど。@>
車体に装着だ
取り付けバンドの内径が 22mm くらいなので、それより細く楕円でもある我が愛車のチェーンステーには廃チューブをアレコレしないと取り付けられんかったです。 あとマグネットがエアロスポークじゃスカスカで固定できなかったので、マグネットをチョット斜めにして固定した。 痒いところに手が届かん感じやね。
本体サイズは
↑小型テールライトと CATEYE SL-LD210-R との 3 つで比較した写真。 キャットアイと同じか僅かに小さい感じやね。 大きすず小さすぎず。 しかしこのキャットアイ、振動を検知して勝手に点いてくれるハズなんだけどイマイチ点いてくれない。 なので最近は手で叩いて点けてる。 ダメな子や。 小型のヤツは Yahoo ショッピングの EXPOP ってトコで買った ¥390 なヤツなんだけど、1カ月でゴムバンドがもう切れそうになっとる↓
このままだと遠からぬ未来に切れてまうね…。 激安だから買い替えれば良いとは言え、落下させて路上にゴミを廃棄するのもアレなので、裏にボルトがあるのを見つけたのでソコを使ってマジックテープ式に加工した↓
ボルトが短くてマジックテープを挟むのに少し苦労したけど装着は問題無しのオールオッケー。
夜に撮影
スマホのカメラじゃイマイチ明るく映ってないけど、実際は普通の明るさ。 前述のキャットアイよりは明るい。 というかキャットアイは暗い。 問題無さそやね。 一つ気になったのはマグネットがライト脇を通過する度に車体が少し震えるの事。 やっぱり走行抵抗はある?
走ってみたら
走行抵抗は特に感じないね。 前述の震えも乗っていたら分からない。 ただ気のせいかもしれないけど微かに「ゴッゴッゴッ」って音が聞こえた時があった。 磁石と本体がぶつかる時の音は「カンカンカン」だから、コレは内部のコイルの動きで発生する音? 確かに手で磁石をかすらせた時も「ブッブッブッ」って軽く音してたし。 まあ 2 個付けて 100km ちょっと走っても 1 回しか遭遇しなかったから本当に音がするにしても極めて小さな音だろうけど、もしかしたら静かな所を走ると気になるかもしれない。
走行抵抗を数値で計ろう
またこの時のように下り坂を漕がずに下った時の時速を比較してみた。 このテールライトを付けた時と付けてない時のね。 差が分かりやすいように左右に付けて。 そしたらマグネットオンで下った最初の 2 回とオフで下った 3, 4 回目とで抵抗がある方に 5% の差が出た。 けどその後の繰り返しでは差が無くなった。 最初の 2 回は慣れてなくスタートでちょっとフラフラしてしまったのと、下りきってすぐブレーキを掛けてしまった事の影響が出たと考えましょう。 つまり有意な差は計測できず。 そういう事にしときますー。 ハブダイナモもこんな感じなんかな。
評価は
でした
評価は星三じゃないけどコイツはかなり可能性を感じるテールライトやー。 充電不要の永久機関にはソーラー充電もあるけど充電式である以上電池切れの可能性は無くならないし、スイッチ不要の光量と振動センサーで自動点灯するヤツは天下のキャットアイですら反応してくれない時もある。 そう考えるとこれ程ポン付け終了なテールライトは類を見ない! 面倒くさがりな自分にはコレ以上無い快適さやでー。 コレに反射板か電池式の点灯ライトも付いていたら星三付けるトコロなんやけどな。 あとは耐久性やね。 安価な中華自転車パーツは電子機器系が結構早く壊れる経験則から不安視しております。 いや磁石は電子機器じゃない…のかな? です!