ロングチェーンリングボルト2015-06

 こんな感じでロードフレームに MTB クランクを導入したらチェーンラインが大変なことになってしまったんよ。 でももっと長いチェーンリングボルトがあればどうにかなる! ハズ! なので、ワールドサイクルにて [スギノロング 5 ピン 44g(5個) ¥1,075(本体)+¥300(送料)=¥1,375] を購入。

 Dixna 製のアルミボルトもあったけど、強度が不安だったので鉄製のスギノにしたよ。 Dixna は 15g らしいので重量的には 3 倍くらいコッチの方が重い。 結構な差やね。

 あと、あさひで ¥3,000 で送料無料キャンペーンやってたからそっちで買おうかとも思ったけど、¥3,000 にするだけの追加で欲しい何かがなかったから、商品価格も単品送料も安いワールドサイクルにした。 特に小物の送料が安い柔軟性は素敵よね。

どれくらい長いの?

 一番左がスギノボルトね。 左から 2 番目に DURA ボルトを挟んでるからあまり差を感じないけど、3 番目のダブル用との差は倍。 一番右のシングル用とは 3.5 倍くらい!

で、これで何をするかって言うと

 スペーサーの枚数を増やしてチェーンラインを適正化させるんや。 そしてその過程で発生する強度低下をガッチリねじ込める長いボルトで解消するんや!

スペーサーはコレ

 クランクとチェーンリングの間に入れるスペーサーとして、みんな大好きツールカンパニーストレート所沢店にて M10 アルミワッシャー 1.5mm厚 ¥270 を購入。 重量は 6 個で 3g だったので 1 個は約 0.5g だね。

さあ取り付けまひょ

 この 1.5mm 厚のアルミワッシャーを 6 枚挟んでピッタリ隙間が埋った。 図らずも以前計算したチェーンリングのズレ 9mm と同じだ! これは丁度良いね。 この感じならもう 2~3 枚は挟めそう。 逆に 5 枚以下にはあまり適さないカモ。

そういえば、前回の FC-M785 はボルトがトルクスレンチで困ったけど、これは普通の六角レンチ対応ボルトだったよ。

後ろから見たら

 思わず笑っちゃうレベルのズラしに成功。 ボルトを鉄にして重くなったぶんワッシャーは軽くしようとアルミにしたけど、自転車の中でも最大級の力がかかると思われるクランク周りでこんなことして大丈夫かな。 というか、例によってそこまでしてロードフレームに MTB クランクを装着させる必要はあったかな! もう導入しちゃったから突き進むけど!

さて走った感じは?

 試しに FD 防壁を外して 50km 走ってみたけどチェーン外れはナシ。 完璧に外れないってワケじゃないだろうし、強度問題を払拭できるだけの実績はまだ無いケド、MTB クランクをロードフレームに取り付けた際のチェーンラインのズレを根本的に解消する方法! ではないでしょうか!

 ※追記)これは完璧に外れないチェーンラインだった! 4 ヶ月チェーン外れゼロ! ロードフレームに DURA クランクインナーのみだと週に何回かは外れてたけど、これにしたら本当に 1 度も外れてない。 最高のチェーンラインになったっぽい!

そういえばこの工具

 ボルトが供回り(オスボルトを締めた際にメスボルトも一緒に回って締められない状態)しないようにメスボルト側を押さえるペグスパナとか言うらしいんだけど、マトモに機能したこと無いんよ。 メスボルトの凹みに合わせるのがかなりシビアで、更には気を抜くとすぐ外れちゃう。 それをクランクの裏側という手を回しにくい場所で使うとなれば苦戦必死! 全然使いこなせない! 何かコツでもあるのかな…。

※追記)

 正確な長さを測ってみた。 ネジ山部分は 15mm ってとこやね。

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