Cadenza 超軽量化計画 62014-01
今回はなんと世界のシマノの最高グレード DURA-ACE パーツの導入を! 重量だけ見たらもっと軽いパーツもあるんだけど、値段とか重量以外の性能とかを考えて DURA にした。 今までは盗難を恐れて高級パーツは使わないようにしてたんだけど、金に(あまり)糸目をつけない超軽量化計画のために一肌脱ぐよ!
今回入手したのは
クランクセット・リアディレイラー・スプロケットの3種。 全て 7900 系で統一。 BB だけは評判の悪いシマノを避けて AVEDIO のセラミックベアリングを選択。 BB 以外は全部中古ね。 チェーンリングはアウター外してインナーのみ。 チェーンリングボルトは赤にしたけどイマイチなのでそのうち黒にでも変えようかな。
クランクセット FC-7950 50/34t 167.5mm ¥31,800 |
右クランク | 311g | 合計 649g |
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左クランク | 180g | ||
アウターリング | 118g | ||
インナーリング | 29g | ||
チェーンリングボルト | 8g | ||
クランクボルト | 2g | ||
リアディレイラー RD-7900 ¥10,140 |
165g | ||
スプロケット CS-7900 11-28t ¥10,000 |
183g | ||
ボトムブラケット AVEDIO ¥7,560 |
75g |
BB 取り付け工具は
今までのスクエアテーパーから今回はホローテックになるので専用工具が必要なんだけど、なんとこの AVEDIO の BB はスクエアテーパー用の工具で取り付けられてしまう! 知らずにホローテック用工具買っちゃったよ!
↑ベアリングを外すとスクエアテーパー用工具の取り付け溝が姿を現す。
↓この工具は必要だったから使った。
諸々の取り付け完了!
やっぱり赤いチェーンリングボルトがイマイチ。 アルミアルマイトにありがちな赤なんだけど赤っぽくない赤だからだろうか。 ていうかチェーン短すぎるね。 いつだったか走行中にチェーンが切れたのをつなげて再利用したからこんなんになってしもた。
軽量化のほどは
クランクはちょこちょこ変えてたので大体の数値だけど、[クランク左右:500g] + [BB:280g] + [チェーンリング:35g] + [ボルト類50g] = 865g としましょう。 で、今回のクランクのアウター取っ払い状態の重量が 605g だったから、クランクセットでの軽量化は 260g。 リアディレイラーは今までの SORA が 245g なので差は 80g。 スプロケは今までの 105 11-28t が 248g だったので差は 65g。 全部を合計すると約 405g なり! 6 万円使っておいてこの軽量化は非効率だ…。
乗り心地は?
重量が軽くなったからか、クランク長が 160mm から 167.5mm に長くなったからか、チョイ軽く漕げるようになった。 巡航速度は変わらなかったけど。
変速は?
敏感になった! 敏感っていうのは、簡単にギアが変わる代わりにギアが定まりにくくなったってこと。 カチカチ止まるインデックス式のシフトレバーを使ってればこの敏感さは良いんだろうけど、自分が使っているのはカチカチしない無段階のフリクションなので、簡単に変速するぶん調度良い所で止めるのが難しい…。 インデックス式の 10s バーコンが欲しくなってきた。 ちなみにチェーンは 105 ですよ。
セラミック BB は?
手で回した感じはスクエアテーパー BB と似たような感じの抵抗感。 シマノのホローテック BB の回転の悪さを知らないので比較はできないけど、ネットで調べた限りではスクエアテーパーより明らかに重いらしいので、スクエアテーパーと同じくらいのこの BB の方が軽いと言えるのでは無いでしょうか! 分かんないけど!
評価は
敏感でセンシティブな DURA 変速はシフターがフリクションだと厳しい! そしてそれ以外で大きな変化がなかったのに 6 万円という金額は痛すぎる…。 そんな訳で評価は驚きの
※シフターを手に入れた!
そして超軽量化計画終了宣言!
ボトルケージ以外の小物を外して重量を量ったら 9.8kg という低価格ロードバイク並みの重量になっていた! そういえば軽量化前の重量を量ってなかったけど、多分 1.5kg くらい軽くなったはずで、10 万円チョイでこれならマアマアでしょう。 100g 1 万円ルールからすると 1.5kg は 15 万円相当だからね。 そんなこんなでお疲れ様でした!