伸びた TPU チューブは結局使えず2025-05

 ここ暫くはサイクルグランボアのエキュルイユ 650x38b というタイヤに使って伸びていた TPU チューブを Continental Grand Prix(コンチネンタルグランプリ) 5000 650x28b のクリンチャー版に使っておりました。 ソレは最初こそパンクが頻発したものの、パンク修理をしてから2週間は問題無く使えていたので「このままイケるか!?」と、思ったものの、結局3週間の命やった…。

またパンク

 前回のパンクから3週間後、走行距離で恐らく 150km くらい。 大した事無い段差に抜重せず突っ込んだら僅かにリム打ちの感触。 この程度の段差でリム打ちなんておかしいな。 空気抜けてた? と思いつつもそのまま走っていたら数分後には空気が抜けきり走行不能に。

リム打ち?ビード噛み?

 タイヤからチューブを引っ張り出してパンク穴を確認したらバルブ付近に2つ。 スネークバイトだからリム打ちと考えるのが自然やけど、 穴の片方が完全に内側なのでそうとも言えない。 て事は前回推測したように伸びたチューブがビードに挟まれた事でスローパンクが既に起きていて、そのせいで低い段差でもリム打ちした? それぞれビード噛みの穴とリム打ちの穴? 分からぬ…。

とりあえずパッチ修理

 初めての出先でのラバーセメント補修。 セメントを塗ってパッチを乗せ両手で挟み5分圧着。 そして手を離したら端っこが接着されてない↓

 セメントが少なくなり容器を指で潰しても量が出なかったからこうなった? 30分待つべきを5分にしたし、アルコールティッシュ拭きもしてなかったし、さもありなん。 やっぱり GP-2 スーパーパッチが安心安全やね。 空気を入れたら漏れは無かったのでそのまま走る走る。

その数分後に再パンク!

 今度は「スパン!」という音と共に破裂バーストファイヤー! ソコソコな大きさの穴が1つ。 部位はまたバルブの(そば)で今度は側面。 空気はシッカリ入れていたしリム打ちも無かったのでビードに挟まれた可能性が高い。 写真右下のカピカピはさっき塗ったラバーセメントのカスね。 バルブ付近で連続発生とは怪しい…。

このチューブは諦めて新品に交換

 と言っても幅 28mm タイヤに 最低 1.25 インチ (32mm) チューブなのでサイズオーバーなんやけど、実測幅 29mm のクローザープラス 26x1.25 には使えたので躊躇せず使用。 もう早く帰りたいしね。 チューブをタイヤに収めた後はタイヤを指で摘んでチューブを噛んでないか確認↓

問題無しを確認して空気を入れ 8km を走り切り無事帰宅。 その後3日で 60km ほど走るも無事。

原因は

 バルブ根本の補強部分がリムからはみ出すくらい大きくて何か悪さしてるんじゃなかろうか。 ソレに伸びたチューブが加わった事で、空気を入れる前にバルブをグリグリ押し込んでも2枚目の画像のように噛んでしまう、とか。

でした

 前回「定説を切る!」とか言っときながら何とも不甲斐ない結果になりました…。 まあでも実験です実験。 伸び過ぎた TPU チューブは危険! です! あとそうだ、新品と比べて伸びチューブがどれくらい伸びたか見てみよう↓

 下の伸びチューブは平らに潰せばもう少し横に伸びるので、ソコも勘定すると 25% 増しくらいかな。 もっと伸びてるかと思ってた。 元が幅広だからかな。

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