ビンディングについて再考2014-05

 若き日は立ちゴケを恐れて使用を断念し、それから 10 年後に恐怖を上回る必要性を感じてビンディング使用再開。 使用再開半年時点での評価は「劇的な変化はないので無理して使う程のものでもない」だったけど、更に半年が経過して感想が大きく変わってきた! 使ってるのは [シマノ SPD ペダル PD-A530] と[シマノ SPD シューズ SH-CT40L] ですよ。

クリートの脱着が更に緩くなった

 半年使った時点で頻繁に外す左足は緩くなってたけど、もう半年で遂に右足も緩くなった! これで脱着にそう神経をとがらせる必要は無くなった。 脱着時の足首への負担が劇的に減った! 立ちゴケしそうになってもちょっともがくだけでパキッと外れてくれるので安心。

靴紐をキツく結んだら

 あらビックリ超快適! 今までは靴を脱ぎ履きする度に紐を結び直すのが面倒で緩めにしてたんだけど、それだと靴の中で足がズリズリ動いてビンディングの効果半減。 でもキツくすると足の動きがダイレクトにペダルの動きと連動する! これで「無いよりはマシ」程度に思っていた引き足もキツ紐結びで主力に躍り出て、ようやくビンディングの評価がプラスになった! というか今までの使い方が問題外だった! そもそもビンディングの話というよりは正しい靴の履き方だすな…。 キツくし過ぎると足が痛くなっちゃので注意!

力の込め方も変えた

 今までは [→押し] [↓踏み] [←引き] [↑上げ] の 4 方向全てで力を込めようと意識していたけど、今は [踏み] [引き] の 2 方向に絞って力を込める感じになった。 踏みでも引きでもない箇所では、ペダルに足の重みを乗っけないように、ペダリングの邪魔をしない程度の力の込め具合いにした。 そもそも引ききっている状態では力込められないからね。


走りはどう変わった?

 スピードはあまり変わってないと思うけど、疲労度が大きく変わった! ビンディング無しの踏むだけペダリングに比べて、ビンディング有りの踏み引き両方できるペダリングは筋肉疲労が、特に太もも前部の疲労が半分くらいになった気がする! 半分は大げさかな。 でも引き足ってやつがこれほど強力だとは思ってもいなかった。 たまに「引き足なんて幻想だ」という記事をネットで見かけるけど、ていうか自分も半年前まではそう思ってたけど、引き足は実在した! 実在したんだよー!

そんなこんなで総評は

 その疲れ知らずっぷりから (ホシ2つ)!! ビンディングのメリットは [疲労低減] [片足で漕げる] [足を踏み外さない] で、デメリットは [立ちゴケ] [脱着の負荷] [重量増] [歩きにくさ] となりますな。 デメリットの立ちゴケと脱着の負荷は使い込んでクリートが緩くなれば大幅に改善するし、歩きにくさは SPD-SL ではない SPD なら大きな問題なし。 重量増もメリットの疲労低減に較べて大きな問題ではなく、となればプラスのみ! ちなみにプラスのみなのに星が 3 つでなく 2 つなのは、クリートが緩くなるまでに時間がかかるのと、それでも立ちゴケのリスクがゼロにならないから。 気を付けて走らねば…。 デス!

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