TR2 用のホイールを組む2024-04

 背もたれ車を作ろうと手に入れた 26HE 車のBE・ALL Bonnet Noir ALIZE TR2。 TR2 と呼ぶか ALIZE(アリーズ) と呼ぶか、Bonnet Noir(ボネノワー) と呼ぶか悩ましいトコロだけど、TR2 としましょうか。 文字数が少なくて打つのが楽だし。 で、この TR2 の後輪がボスフリーハブで、それでは進化の限界があるのでカセットフリーハブで新たに組むぞい。

たまたま部品が手元にあった

 リムはこの時の中華 26HE リム RONGDEXIN RX19 が。 ハブはグラビエ後輪に使っている随分と使い倒したアメリカンクラシックハブを交換しようかと買ったけど面倒で使わなかった ARC RT002 が。 スポークは今まで散々ホイールを組んではバラしてきたせいで発生した大量のスポーク在庫に適合するのがあったし、ニップルも言わずもがな。 追加購入はゼロで済んだ。

組んだ

 スポーク本数は、左側の NDS(ノンドライブサイド) が 8h で、右側 DS(ドライブサイド) が 16h の 1:2 組み。 32h リムに合うハブが 1:2 専用の ARC ハブしかなかったのでこうなりました。 NDS は綾を取れないので取らず。 右エンドには 130→135mm 変換アダプターを噛ました上にテープを巻いて緩く固定。

スポーク長計算は

 ↑自前の計算機の画像ね。 DS はそのまま使えるから良いけど NDS はこの計算機じゃダメなので、順当な4本組みのスポーク長 257.7mm を参考に 258mm で組んでみた。 そしたら短いけど何とかイケた↓

ちなみに「24本(1:2)」でも 257.7mm だった。

テンションが

 DS が 70kgf くらいで NDS が 100kgf くらい。 1:2 組みなのに加えて幅 130mm ハブにアダプターを噛まして 136mm になってるしこうなるか…。 本数が少ない NDS の方がテンションが高いのは怖いので、せめて不足気味のスポーク長をどうにかしようと NDS も 260mm で組んでみた。 そしたら今度はスポークが長過ぎる! つまり 259mm が適切って事ね。 4本組の計算値から +1.3mm すると丁度良くなるっぽい。 少なくとも今回の組み合わせでは。

結局スポークは

 長過ぎ NDS もエルボーアウトの方はギリギリ使えるレベルだったので、エルボーインのみ 258mm に戻して組み直した。 綾を取らない組み方はエルボーインとアウトで 1mm 近くスポーク長に差が出るようです。

重量は

 905.7g なり。 再利用する予定の前輪が 729g なので前後で 1,629g。 重くはないけど軽くもない。 ママチャリのホイールとして考えると軽いか。

でした

 このリムは強くブレーキを掛けると振動が発生するイマイチくんながら、ホイールは出費無しで用意出来たし、この TR2 の組み上げ方針は低コストにしよう。 組み上げて乗り始めればまた「ああしたい」「こうしたい」が出てくるだろうし、今は最低限の出費で走れる状態に持っていくぞい。

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