MagicOne Magic Lever2018-05

 タイヤレバーでありながらミッシングリンクオープナーの機能も兼ねるのがタイトルのソレね。 画像は公式サイトから拝借。

 ただコレ、タイヤレバーとしては異例の分厚さがあるファットレバーなもんで、体積は普通のプラスチック製レバーと較べて自分感覚で 3 倍あるし、重量も 1 個で 31g と 10g 前後が一般的なプラレバーに較べてこれも 3 倍。 ツールボトルやサドルバッグに入れるにしても場所を取るし、タイヤレバー側の先端がちょっと厚めでタイヤの隙間に滑り込まず使い勝手もイマイチ。 何故ここまでゴツくしたし…。

ここまで重量級だと

 コイツと 10g のタイヤレバーもう 1 つの 70gと、使い(やす)いタイヤレバーを 3 つと 40g のミニリンクオープナーの合計 70g の方が良いんではなかろうか。 ミニリンクオープナーの使い勝手や嵩張(かさば)り具合にもよるけど。

なら薄くしまひょか

 ドリルでゴリゴリしたり半田ゴテで溶かしたりヤスリでスリスリしたりノコギリでゴリゴリしたりし続けてここまできた。 重量も 31g から 19g とかなり軽量化。 レバー先端も細くなってタイヤの隙間に滑り込ませやすくなってエエ感じや。 でもこの労力はシャレにならんのでもう片方もやる気にはなれない…。

溶かしは

 このレバー、妙に頑丈で溶かしに対してもかなり強く、補助的に端っこをジリジリ溶かすくらいしか出来なかった。 材質に「PA66+GF (ガラス繊維混合強化ナイロン樹脂)」って書かれてるけど、コレがその頑強さの(みなもと)なんかな。

という訳で

 携帯性に難のあるコレを使うのではなく、手で外せるようにミッシングリンクの方を削って脱着が緩くなるようにした。 これでミッシングリンク外し要らんやね。 ミッシングリンクは走行中に外れる事例もあるようだけど、もう 3 年くらいヤスリで削って脱着を緩くしたミッシングリンクで走ってるけど外れたことは無いッス。

そもそも出先でチェーンが切れた時に必要なのは

 チェーンカッターやね。 切れた部分を除去するために必要だから。 そしてサドルバッグに忍ばせた予備コマの両脇を更なるミッシングリンクで連結する訳だ。 そして連結にミッシングリンクオープナーは使えない。

 つまるところ今回の Magic Lever は携帯しても使う場面がないから携帯性は必要なかった! ミッシングリンクオープナーは自宅に 1 個あれば良いのだ! それってタイヤレバー兼用である必要も無いって事よね…。 なんて結論付けた側から出先でミッシングリンクオープナーを必要とするトラブルに出会うかもしれんけど。

そうそうミッシングリンク外し性能は

 ヤスリ削り前の初期状態でも問題無く外せるね。 ググッと握り込むとパキンッと外れる。

 コレを試したのは、こないだフレームを変更した時にチェーンステーが伸びてチェーンの長さが足りなくなったから余ってたコマで延長したんだけど、立ち漕ぎ(ダンシング)した時に「パキンッ」という音と共に恐らく延長部分が切れたので、仕方なく交換した INTREPID INT-1002 って 114 リンクで 234g とかなり軽い 10s チェーン。 危な気無くパキッと外れた。

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