ペダルを踏み込むと異音が その22020-11

 以前もタイトルのように強めに踏むとギシギシミシミシ音がする現象に出くわしたけど、ほぼ一体型スプロケの SRAM XG-1099 と特定のハブの組み合わせが原因? からの XG-1099 単体が原因ではないか、というトコロで XG-1099 の摩耗による使用限界が訪れて検証終了と相成りました。 そして今回は後輪・スプロケ・チェーンを交換したら再発! したので再検証するぞい。 さて今回の原因はなんじゃろね。

交換したパーツは

 後輪はフリーがアルミのリアハブを使った自分で組んだ超軽量リアホイール。 チェーンは FSC F10。 スプロケはほぼ一体型の ZTTO 11-36t 10s。 ほぼ一体型ってのはこんな感じ↓

1〜9s までが完全に連結されております。

まずはスプロケを締め直し

 組み合わせはそのままでスプロケを一旦外して付け直すだけ。 ロックリングの締め付けトルクはいつもは外しやすいように弱めにしてたけど、今回はいつもの倍くらいの力でグリグリ締め込んだ。 でも異音解消せず…。 ただ締め直してから 15 分くらいは静かだったので何かに影響したのは間違いない。 この時点での原因は、リアホイールと ZTTO スプロケのどちらか or 両方の組み合わせ、となりました。 いやいや前回と同じやないですか。 ほぼ一体型スプロケの呪い?

続いてホイールを交換してみた

 鉄フリーの Escape R3 ホイールに ZTTO スプロケを付け替えて走ったらサクッと異音解消! 50km 走っても無音継続。 この段階でアルミフリー単体 or アルミフリーとほぼ一体型スプロケの組み合わせに絞られた。

スプロケを ZTTO 以外のヤツに交換

 ホイールを異音が発生した超軽量のヤツに戻しつつ、スプロケをシマノ 105 CS-5700 11-28t にした。 この組み合わせは鉄のギア板がアルミのフリーに食い込むからやりたくなかったけど仕方ない。 で、24km 走った結果はギシギシ音発生せず。 これでアルミフリーとほぼ一体型スプロケの組み合わせが原因で確定。 ちなみに 24km 走った後の食い込み↓

 極僅かに食い込んでるね怖い怖い。 そして今回の件とは関係ないけど変速性能が劇的に悪化した。 2 回に 1 回くらいという高頻度で変速がミスる。 レバーをカチっても変速してくれず、30 秒後くらいに思い出したかのようにカチャンと変速したりする事も。 11-36t 対応の XT シャドーリアディレイラー RD-M773 に 11-28t スプロケを組み合わせたからかかな。 でも 11-34t 対応の XTR 非シャドーリアディレイラー RD-M971 は 11-28t でもスパスパ決まってたぞ? この 2t 差が問題? それともシャドーはその辺が厳密?

そして元に戻す

 最初の組み合わせである超軽量ホイール + ZTTO スプロケに戻してみよう。 前回は面倒で塗っていなかったグリスをロックリングに塗ったみたり。 そして 80km 走ったら…直った! グリスのお陰? 低摩擦でロックリングをより締め込んでしまったとか? そういえばこの記事を書いていて思い出したけど、以前 crostar に XG-1099 を組み付けた時にもギシギシ音が出て締め増しで直った事があった。 結局そういう事か…。

でした

 踏み込み時のギシギシ音はちゃんとロックリングにグリスを塗って強く締め直すと直るかもしれない! そしてコレは XG-1099 や ZTTO 11-36t 10s のようなほぼ一体型スプロケで起こる! 更には鉄フリーよりアルミフリーの方が起こりやすい! となります。 いやでも完全一体構造(モノブロック)のエドコスプロケでは起こらなかったなあ。 鉄とアルミの組み合わせでトップ 1 枚も分離する完全一体型じゃない XG-1099 や ZTTO の構造が問題って事かもしれないね。

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