カマキリハンドルにエアロバー2015-11

 前傾姿勢の天敵である首のヘルニアはここ暫くは鳴りを潜めているので、溜まりに溜まった疾走感を感じたい欲求を叶えるために乗車姿勢をちょっと前傾寄りにしてみる! 今まではカマハンエアロポジションで茶を濁していたけど、コレは長時間続けるのが結構苦しいので抜本的な解決方法を検討してみる。

やっぱりエアロバーだよね

 カマキリハンドルの何処に取り付けるか考えた結果、以下のようにしたよ!

エアロバーにも補助レバーを付けたけど、前のようにケーブルダブラーは使わずにワイヤー直結の 1 本通しにした。 ひとまず試すだけだから取り付けの面倒なケーブルダブラーは使わずね。 バーコンはエアロバーの先端に。

肘の置き場は?

 グリップの辺りに置くことになるね。

でもコレ…ブレーキレバーのクランプ部分が出っ張ってて肘が超痛い! それに細くて安定しないし、このままじゃ使い物にならんや…。

肘パッドを導入しまひょ

 パッド部分と台座部分が分離する奴のパッド部分だけをブレーキレバーのクランプ部分に被せたり↓

小物マウンターに被せたり↓

アレコレ試してみたけどドレも接地面が少なくて痛みは残るし安定性も低いままッス。

パッドの台座も必要やね

 バーエンドバーをグリグリ差し込んでその上に SCOTT エアロバーの肘パッド台座を設置し、そこに ProfileDesign のパッドを被せた。 これで安定性は一気に改善し痛みもようやく許容範囲に抑えることが出来た!

でもスペースの問題で小物マウンターを取っ払うことになってしもた。 スマホマウンターが使えなくなった!

走りはどうや?

 カマハンエアロポジションのメリットである「反力による体の浮きを上体を覆い被すことで打ち消す」を継承しつつ、バーと肘でガッチリ上体を固定して前のめりになる半立ち漕ぎ(セミダンシングが出来つつ、パッドのお陰でエアロポジションを長時間維持しやすくなった。 一言(ひとこと)で言えば疾走感を取り戻した! グイグイ加速する感が戻ってきた! カマハン導入後は 30km/h 巡航をする機会は激減してたけど、これでまた高速走行に花が咲くね。 シートポスト逆付けの超前乗りポジションも復活させれば完璧だけど、今日はここまでとしまひょか。 過去のエアロバーポジションより前傾も大分緩くなっているし、首のヘルニアには注意しつつも久方(ひさかた)ぶりの疾走感を楽しみましょうかね!

欠点はあるん?

 補助ブレーキの導入でブレーキワイヤーが長くなったせいか、例によってブレーキの引きが重くなった。 ケーブルダブラーでワイヤーを短くしようかとも思ったけど、今回のエアロバー導入は試しにやってみただけなので設置が面倒なケーブルダブラーを使うような大事(おおごと)にはせず、長いブレーキワイヤーを補助レバーを通して取り付けた。

そういえばクランプ径が違うよね

 この SCOTT エアロバーのクランプ径はドロップハンドルの 23.8mm 用なんだけど、カマキリハンドルは 22.2mm なので、そのまま取り付けるとボルトを力いっぱい締めても強めにバーを捻れば角度がズレちゃう。 一応このままでも実用レベルの固定力ではあるけど完璧を期すためにシムを挟む!

でも 22.2mm→23.8mm のシムって

 昔からずっと探してるけど見つからんのよね。 今回使った補助ブレーキレバー RL740 付属のが手元にあるけど、バラ売りはされてないっぽい。 需要あると思うんだけど何で無いんだろ。 仕方ないのでダイソーで厚さ 0.3mm のアルミ板を買ってきた。

これを 2.5 周巻けば 22.2 + 0.3x5 = 22.2 + 1.5 = 23.7mm とほぼピッタリ! 早速巻いてみた↓

裏面が粘着式になってるけどそれなりに硬いので元に戻ろうとしてクルッと巻かれてはくれないね。 あと 2.5 周巻きじゃキツくてクランプを締めにくかったので、最終的に 1 周巻きを 2 回重ねて丁度良い感じになった。

固定力はアップした?

 今まではバーに徐々に力を加えていくとある段階でグイッと曲がる感じだったけど、今回のアルミ板は軽い力でも僅かに動いちゃうんだけど強い力を加えてもグイッとは動かない、みたいになった。 大きくズレる事は無くなったんだけど軽くブレる、みたいな。 ドッチもドッチかな。

 エアロバーの先端に取り付けたブレーキレバー RL740 も 23.8mm 用なのでこのアルミ板を挟んだけど、こっちは 1 周巻きだけでガッチリだった。 何だか良う分からんね。 今後の検討課題としまひょか!

※追記

 もっと良い 22.2mm → 23.8mm のシムを作った

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